寄席とフィールドと私

こんにちは

工事の吉野です

来年はラグビーワールドカップです。県営熊谷ラグビー場も会場になっています。フィールドと観客席の近さにビックリするラグビー専用のグランドなので、観戦に一番オススメです。横浜の日産スタジアムも会場ですね。二階席は雨を凌げるので天気を気にせず観戦できます。ラグビーの魅力の一つは15人という球技で最も多い人数でチームを構成するトコです。全てのポジションにはそれぞれ特化した役割があり、さらに全てのプレイヤーがやらなくてはいけない事があります。どのスポーツにも組織にも言えますが、その責任を果たすことが勝利へむかう唯一の道です。

スポーツにはルールがあり、チームの方針があるので、それに基づいて日々の鍛錬をすれば良いので考えようによっては楽チンです。日々の鍛錬はキツイですが•••。

粋の文化というのが廃れてきました。粋という言葉が独り歩きして、ねじり鉢巻に法被を着て祭りでワッショイワッショイやっているような風景を粋と誤解されている方も多くみられます。江戸の町は当時世界一人口密度が高い町でありまして、その町で生きていく美意識みたいなものです。表面ではサッパリで、嫌みが無いといった感じでしょうか。現代と江戸時代とでは美意識も変化していますので、粋の文化も現代にアレンジしなければいけないのですが、精神性は普遍です。

脈絡の無い話を更に続けますが、落語の粗忽長屋という噺に「オレとコイツとは兄弟分でさァ産まれた時は別々だが、死ぬ時も別々だと誓いあった仲なんでぃ」というクスグリがあるのですが、このクスグリのあとに「当たり前じゃないか」と入ります。ようするに人間最後は一人なんですよね。一人にはなるけど一人では生きていけない。群れが無くとも生きてはいけるけど、群れの中に居た方が人間は生き易い。幼稚園くらいの年代で群れで生きていく方が楽だし正しいと刷り込まれます。「いちねんせーになったーらーいちねんせーになったーらー友達100人できるかなー」と歌わされた方は多いと思います。未だに覚えてますが、幼稚園の頃に「なんてバカな歌を歌わせるのだろうか」と疑問に思ったことがあります。まず数として100という数字は有り得ない、そんなに必要ない、そんなに名前を覚える自信が無い、だいたいそんな人数が同じ学年にいるのかが疑問だ…まったく可愛げのないガキでございますが、今から約40年前の吉野秀一少年でございます。実際同学年に160人ほど居たのですが、覚えよう仲良くなろうとは思えませんでしたね。

故立川談志師匠の名言に「バカは群れたがる」という言葉があります。弟子の志の輔師匠に向けての言葉ですが、当時六人の会というグループを春風亭小朝師匠が作り志の輔師匠が誘われて入った時に談志師匠が志の輔師匠に向けて言った言葉です。談志師匠クラスの大名人だと群れる必要はまったく無いとは思いますけどね。志の輔師匠の実力を認めるからこそ談志師匠が発したのだと思います。

え〜落語というのは噺の本題に入る前に枕という部分がありまして、世間話や雑談、小噺もありますが、本題への伏線という役割もあります。藪入りという噺は名作ではあるのですが、枕で伏線をはらないと本題が理解できない噺になっています。

で、本題です。

何に繋がるかと言いますと組織論になるのですが、組織において大切なのは個と全体を同時に活性化させる事です。個の集合体が組織になりますが、40年前の吉野秀一少年が何人か居るだけで組織は破滅にむかいます。組織の性質も大切ですね。警察や軍隊のような組織は完全に統率できる組織じゃないと破滅しますから、階級社会にするのに適しています。スポーツチームだと、サッカーなどは意見が言いやすい上下関係が少ない組織が理想的ですか、野球はプレーごとに指示が出ますから監督を最終決定責任者にした方が上手くいく場合が多いです。ラグビーはフォワードとバックスで性質が変わります。フォワードは8人の意思統一をはかることが重要になります。スクラムやラインアウトで集まりやすいので、そこで常に声を掛け合います。時間が少ないので、○○やろう!と意見が出たら、そうだ!そうだ!と無意識に反応するノリの良さが必要です。バックスは7人が離れた場所にいるので、個々の判断とサッカーのように互いの意見が言い易い組織が合っています。スポーツでも競技によって、チームによって理想的な組織像が変わってきます。組織像があっても中にいる個が役割を果たさなければ結果は出ません。持ち場ごとにやるべきこと、全員がやるべきこと。またそれを機能させなければいけません。

面倒臭い話になりましたが、結局は

がんばれよ

ということです。

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