集中力拡散風味の代表の佐藤です。
どうも器用貧乏といいますか、むしろ不器用といいますか、あっちに手をつけこっちに手をつけ、見切り発車しまくっています。
誰が言い出したか、「やらずに後悔するより、やって後悔する方が良い」という格言めいたものを言い訳にやっているわけですが、「選択と集中」という言葉も頭をかすめます。
これは、経営する上で不採算な箇所を削って収益が出るところに集中しろ、といったような部分で使われることが多いですが、本当にそれで良いものなのでしょうか?
「選択と集中」をするためには、そもそも選択肢が無ければ選択することはできないわけですから、様々な可能性に種を撒く必要はあります。神でも予言者でもないのですから、はじめから何が芽が出るのかなんてわかりません。
しかも、収穫するには土地を耕す必要があるわけで、まだ畑になってない土地に種を撒いても実はなりません。せっせと地面を掘り起こすことが必要です。また、良い実が成る種を探さなければいけません。これはつまり、狩猟採集から農耕へと移行するというより、農耕をしながら採集もしている状態ですので、やはり手法としては拡散してしまうのですが、向かう方向としてはブレてないかな、とは思っています。
妻の実家が相模原の青根というところにあります。
お義父さんは、小さいながらも畑や田んぼをやりながら、田畑を守るため、資格を取って罠を仕掛けイノシシやシカも獲っています。「生きる」ということについて逞しく感じ、いつも勉強になります。狩猟と農耕は対立軸では無いということなのでしょう。やはり片方だけではなく、両建てしてバランス良く、何をするかというより何のためにするのか、という視点が大事なのかと考えさせられます。
目標は集中し、手法は手広く
今はこれで行こうかな、と。
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