たかが趣味。されど趣味。

代表の佐藤です。

 

先日5月11日(土)に、スポーツランドSUGOという国内最高峰レースのスーパーGTも開催されるレーシングコースにて、東北No.1決定戦という草レースに参加してきました。
参加車両はマイカーのMAZDA SANANNA RX-7。FC3S型という昭和の設計の車両です。
自称「レーシング・デートカー」というコンセプトで、車検対応かつ積載車を使わず自走で行って戦って無事に帰る、というのを命題にしています。
もう20年近く乗って来ておりますので、昨年やっとエンジンを載せ替え、今回のレースがニューエンジンの初サーキット走行ということになりました。まさに「レースは実験場」です。

 

さて、この東北No.1決定戦(負けず嫌い決定戦)という草レースには震災の翌年2012年から3年ほど参加していたのですが、弊社の事業継承や青年会議所の活動など諸々の事情から約4年遠ざかっておりました。
当時は、ジャッキー・チェンの映画や日産R35GT-Rの国内テスト場として使われたことで有名な仙台ハイランドというコースでの開催でした。このコース、昔はフレッシュマンレーサーズの登竜門とも言われていました。前半の長いストレート2本によるパワー勝負区間と急勾配を登って下るテクニカルセクションのバランスで、ローパワー車でもハイパワー車を追い回せる良いコースでした。ゴルフ場あり遊園地ありの総合娯楽施設だったのですが、資金難だったのかオーナーの方針なのかメガソーラー事業地となってしまったことが悔やまれます。日産さん、不祥事からの脱出に是非ともハイランド買い上げませんか(笑)

 

今回の舞台、スポーツランドSUGOは宮城県の村田にありまして、距離にして約380km。今回、これを日帰りでレースして帰ってこようという強行軍でスケジューリングしました。タイトル写真の皆さんは、なんとほとんどが佐藤と同じく横浜から。遠路はるばる応援に来てくれました!感謝感謝です。
また、会社も休出して頑張ってくれたスタッフのみんな、本当にありがとう。

 

しかし、先に結果から申しますと、多くの応援があったにも関わらず良いポジションでレースができなかったことが悔やまれます。

レース本戦の前にプラクティス走行が2回あるのですが、プラクティス1本目のストレートを全開で走行する最中に、ターボの圧力が安定しません。
ターボ車というのは、エンジンの排気ガスの熱で扇風機みたいなものを回して、エンジンの排気量を超えた空気を吸わせてより多くの燃料を飲み込ませることでハイパワーを実現します。そのターボの働きが落ち着かずトルクの変動が起こるためギクシャクし、コーナー脱出の際の少し横Gが残っている段階でアクセルを全開にできないのです。

うーん、困った。

過去の参戦時は佐藤夫婦二人だけでの参加でしたので、おそらくこの時点でレースは断念。そそくさと横浜へ帰ることとなっていたでしょう。

しかし、今回は横浜からいつもお世話になっているメンテナンスガレージのアイフィーリンさんの八木社長とメカニック柳川さん、そしてアイフィーリンさんと仲の良い大宮のガレージクラフトワークの斉藤社長が来てくれており、その場でできるだけの処置を施してくれました。

パワーは出ませんが、ターボの圧力の不安定さが無くなり、トルク変動は起こらなくなりました。
が、ストレートスピードが伸びないためやはりタイムは振るわず、後ろから2番手に沈みました。

そして決勝の模様がこちら。

なんとかレースの格好になりました。
どうしてもストレートで離されてしまいますが、安定したラップを重ね、おそらくドライバーの集中力低下と自動車の熱ダレからペースダウンした2台をパスすることが出来ました。佐藤はこの4年ほど参戦した夏場の長丁場の耐久レースでの経験が生きて高い集中力を維持できましたし、やはり応援しに来てくれたみんなに良いものを見てもらい、少しでも「来て良かったな」と思ってもらいたい、というところがありました。

 

やはりレースはコース上では一人ですが、周囲の人の応援や支えがあってできていることを強く感じました。

たかが趣味。
されど趣味。

すでにマイカーのエンジン制御をお任せしているロータリーエンジン制御の匠、RECHARGE株式会社の中村社長にも対策方法をご教授いただいておりますので、そちらを早急にやっていきたいところです。

東北No.1決定戦の次戦は11月の予定です。今回の車両トラブル対策とコースの習熟をつめて、再チャレンジいたします。

わたくし共の事業ともども、佐藤正憲の活動の応援を今後ともよろしくお願い申し上げます。

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