こんにちは
工事の吉野です。
前回紹介した水作エイトコアの改造と設置です。
ばらすとこんな感じです。
不用な活性炭を取り除きます。
そして水槽に設置です。
活性炭を何故抜くのかについてですが、アクアリウムの濾過には物理濾過、生物濾過、吸着濾過にわけられるのですが、吸着濾過を担うのが、活性炭です。吸着濾過は有害な物質を吸着するのですが、適切な生物濾過サイクルさえ確立すれば不用です。ただ生物濾過サイクルが出来上がるのに1ヶ月~3ヶ月かかると言われています。
生物濾過サイクルが出来上がるまでは吸着濾過をしても良いのですが、高頻度かつ少量の水替えと、💩様を頻繁に排出すれば吸着濾過は不用です。更に吸着濾過は寿命が二週間で、二週間経過後は吸着したものを排出することがあります。以上のことから活性炭は不用と判断し、取り除きます。
活性炭の入れ物に他の濾過材を入れて生物濾過を強化する方がいますが、我が家の水作エイトコア様は底面濾過フィルターに繋いであります。底の砂利すべてが濾過層になるので、無理して濾過材を増やす必要はありません。
底面濾過フィルターがあるなら水作エイトコア様を投入する必要が本来は無いのですが、水作エイトコア様の本来の役割りといいますか、何故小さい濾過装置がベストセラーになるのかの理由なのですが、
世界最強のサブフィルター
ということです。砂利にバクテリアは定着していますが、砂利を掃除してバクテリアが落ちたりした場合、サブフィルターの中で育成したバクテリアがメインの補助をします。いわば保険です。
バクテリアは💩をアンモニア(猛毒)に替え、アンモニアを亜硝酸(そこそこ毒)に替え、亜硝酸を硝酸塩(ちょっと毒)に変えます。硝酸塩は水草の肥料になりますし、緑色の苔の肥料になります。硝酸塩は肥料になる以外は水替えによる排出を行います。
よくビオトープと言われますが、ビオトープは硝酸塩を植物性プランクトンの餌にし、植物性プランクトンを動物性プランクトンにし、動物性プランクトンを小魚の餌にするサイクルとバランスを確立することによって成立します。まぁベランダ規模じゃ難しい話です。とくにバランスが難しいです。
手間要らずのビオトープなんて言葉をよく耳にしますが、ペットの飼育は手間と愛情があってこそです。ペットは何も言葉を発しません。とくに小さい生き物は喜んでいるから動き回るわけではありません。だいたいの小さい生き物は命懸けで餌を取り、生命の危機を感じ動き回ります。生き物を擬人化して楽しむのも好きずきですから勝手にしてくださいって言いたいトコですが、その生き物が望む環境を学び作り健康的に長生きさせてあげるのが飼育の根本ではないかと思います。


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