こんにちは
工事の吉野です。
タイトルの試合に触れる前に、南アフリカ対ウェールズの試合で一点ふれます。後半のウェールズのトライに至る過程があまりにも素晴らしく感動してしまいました。
トライに至る過程でウェールズフォワード陣がゴール前で愚直なまでの前進を仕掛けました。フォワードが自らを犠牲にし、敵陣目指し突進していく。受ける南アフリカも見事でした。ウェールズが愚直なまでに突進を繰り返したのは狙いがあってこそです。南アフリカ守備陣がペナルティを犯した瞬間にウェールズはバックスへの展開を開始しました。南アフリカ守備陣がミスをするまで愚直に体当りを繰り返していたわけです。
辛く厳しい状況でもチームの結果を最優先しプレーを続けたウェールズのフォワード陣の強いハートに感動いたしました。男とはこうあるべき。チームとはこうあるべき。感動だけではなく教訓を与えてくれるラグビーは素晴らしい。ラグビーは究極の組織論です。なんだかんだで自らを捨てて戦える人は信頼されます。
さてさて準決勝のもうひと試合、母国vs王国なんて言われていました。僕の予想はオールブラックスの勝利でした。
開始早々のトライは『よくあること』だと思えば消化できます。それよりも素晴らしかったのがイングランドのディフェンスです。出足は早いし、ライン際もしっかり追い込む。オーエンファレル選手のリーダーシップもたまりませんでした。やはり自らを賭して戦えるリーダーは信頼を得ます。
リーダーシップの教科書みたいな本をよく見かけますが、リーダーシップなんてものはチームのために己の全てを捧げりゃなんとかなります。仲間の為に私利私欲を全て捨て地獄にハマって命を失っても仲間を守り抜く。その精神から生み出される行動が信頼を生むんです。リーダー自身の決意と覚悟が本物かどうかはチームの結果が示してくれます。技術論はその後でよろしい。
閑話休題。エディさんの策も良かったですね。オールブラックスの強さは基本が完璧なのは当然ですが、想像力溢れるプレーです。しかしエディさんは見抜いてました。オールブラックスの想像力が溢れるポイントを。
そのポイントはいくつかあります。その一つがライン際です。選手の目線だと『プレーが切れる』と思ってしまうトコです。どーしても走りまわって当たりまくれば休みたくなります。人間だもの。←オールブラックスの想像力はここから発揮されます。←エディさんはここを守りきれと指示します。
オールブラックスの選手たちは自分たちの強みである想像力の生み出される場所を一つ失い普通の強いラグビーチームになってしまいました。
少しだけオールブラックスの心を削ったイングランドの勝利です。それでも最後まで試合の行方はわかりませんでした。双方共天晴です。
残すところ決勝と3位決定戦のみとなりました。まだまだ世界最高の戦いが残っています。楽しみで仕方ない。
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