いじめ被害の相談したら「お前は空気読んで仲良くしろ」という親

2020年2月3日 2020年2月5日

佐藤正憲

代表の佐藤です。

新型肺炎ウィルスの件で世間が揺れていますね。

マスクが買い占めなどされて売り場から消えて、あり得ないほどの金額がつけられて転売されているという話もあります。
実際は普段買わない人たちも買うため供給が間に合わないということが一番の理由なのでしょうが、そこに目をつける悪い人も一定数いると思いますので、冷静に対応したいですね。

武漢発生と言われるコロナウィルス報道の裏で、米国ではインフルエンザが猛威をふるっていて、すでに死者が８千人を超えているそうです。
こちらの方が圧倒的に死者数が多く感染スピードも高いようです。

1918年の「スペイン風邪」といわれたインフルエンザも米国カンザスが発生源とされ、その時の死者数は5000万人から1憶人ともいわれています。

今回のコロナウィルス感染拡大から、「中国人が人工ウィルスをまき散らしている」などという根も葉もない流言があるそうです。
日本の黒歴史として、関東大震災時の「朝鮮人が家に火をつけて回って、井戸に毒を入れている」とか福島原発事故時の「福島県人から放射能が感染する」というとんでもないデマが流れたということがあります。

一方で「米国人がナニヤラ」というものは今のところ発生していない・・・

今回も同じような話で、非常に恥ずかしいと言いますか、情けない気持ちになるのです。
デマそのものもどうしようもない愚かな内容な上、さらに「黄色人種は悪いことをするけど白人はそんなことをしない」といったマインドが植え付けられているのではないでしょうか。

コロナウィルス対応で中国からの入国審査の体勢を厳しくしているようですが、それ以上に米国からの入国もチェックしなければいけないのではないか。

国家が外因的驚異から国民を守らないのは国家の体をなしていません。
ネグレクト、育児放棄と一緒です。
国家とは人の最大集団単位であって、かつ最後の砦なのですから、「日本人ファースト」が当たり前です。

国家内の話なら児童相談所などセーフティネットに頼ることもできるかも知れませんが、国家間にはそんな相談所は無いのですから。

国家は国民が賢くなければどんどん劣化していきます。
「健全な国民ファースト」を目指していきたいところです。

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