補償を求める声を「乞食」扱いするということは

代表の佐藤です。

 

新型コロナウイルスのことで都市封鎖や緊急事態宣言が近いなどの話が出ています。

確かにウイルスを媒介する「人」そのものの移動が減る、止まることで伝染経路を遮断するのが疫病対策として有効であることは間違いないと思います。

ただ、だからといってやみくもに人の移動を制限することは日本経済に多大なダメージを与えることになりますので、それに対応するしっかりとした補償というものが政府から行われなければいけない。
それに対して必要なのは「とにかく早く、十分な金を出せ」ということなのですが、予想していた通り「乞食か」という反応が出てきます。

しかし、本当の乞食とはどういったものか、ほんの少しの想像をするだけでわかると思います。

いきなりですが、「お金って食べられますか?」

現時点の自粛要請においてさえ、「不要不急の外出は控えてください」の案内に従っているため、多くの飲食店や観光、交通などそこへ行かなければ受けられない様々なサービスが停滞し、体力のない企業は良くて休眠、廃業、最悪は多くの債務を抱えたまま倒産して雇用されたスタッフにも給与が支払われないまま無職と化す、という事態が発生しています。

「たった1ヶ月程度持ちこたえられないような企業体質に問題がある」
「非効率な企業が淘汰されるのは自然の流れ」

そんなことを言う「評論家」があちこちから湧き出てきています。

しかし、例えば飲食店が軒並みダウンした場合、ちょっと考えただけでそこに卸している食品会社、流通、生産農家に多大な損害が出ます。
通常の飲食店の閉店ならば、1店無くなったところでまた別の起業家が別のお店を開くことでサプライチェーン(食材供給網)側のダメージは一時的なものと言えますが、「軒並み」となり且つ「不要不急なために」来店するお客さんが見込めないことから「先行き見えない」という現状において新たに出店する人は出てきません。

生産農家に損害が出るとどうなるでしょう。
農産物がこの世の中に生まれないということになります。
農産物が無いということは、それはすなわち「飢える」ということになります。

「そんなもの国内の非効率な農業じゃなくて海外から仕入れてくればいい」

世界中にウイルスが蔓延しているこの状態で、どの国も非常事態のこの状況で、ガイジンの日本人のために貴重な食糧を差し出すと思いますか。

乞食とは文字通り「食を乞う」ことです。

政府は「食べられることのできないお金をケチる」ことで本当に必要な「食糧」の供給元を破壊しようとしているのです。

わかりやすく「食」で解説しましたが、これは全ての産業に同等に言えることです。
産業の階層ごとにタイムラグや程度はありますが、全てにあてはまります。

お金とはお金そのものに価値がある有限のものではなく、「生み出される価値への点数」です。

点数は食べられません。
点数をつけるのにかかるコストはゼロです。

少し前まで、お金は金(ゴールド)と兌換することで価値があると信じられていました。
しかし現在は不換通貨に「戻りました」。

民間に流通するお金の中で生活する我々一般人にとってはお金は有限です。
しかし、民間が作り出す価値に対して点数をつける存在=国家において、お金は(民間が作り出す価値の供給能力を大きく超えない限り)無制限です。

17世紀の百年以上にわたる英仏のいわゆる第二次百年戦争において、お金の量を上限に戦力の制限を課した仏に対して、英は中央銀行というお金を量産できる機能を「開発」することで工業・人員を拡大、戦力を拡大することで勝利を納めました。

歴史や「国家におけるお金」を正しく理解すれば、国家がお金を供給することに対して「乞食か」という言葉は出てこないはずです。

 

もしこの疫病が数年の長期に渡る災厄となったときに、飢え苦しんで、農産物生産者のもとへ大量のお金を握りしめて「米をくれ」と「評論家」が訪れたらニッコリ笑って・・・
どう行動することになるでしょうね。

 

それでは。


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