贅沢は敵だ、欲しがりません勝つまでは

代表の佐藤です。

 

緊急事態宣言が発令されて初めての土日、いかがお過ごしでしたでしょうか。
佐藤は元々の用事もこの事態によって無くなってしまい、特に不要不急ということで外出は自粛(笑)マイカーの清掃・整備をしておりました。
意外と普段使わないようなところの筋肉を使うのでアチコチ痛いですが、外の空気を吸って、太陽を浴びて、適度に体を動かして至って健康な感じがします。

 

トップ画像は、この不要不急な時に(笑)おもちゃを買ってしまいました。

ネットショップを徘徊していたところ、マイカーそっくりなものでついついポチり、と。

これは京商のミニッツレーサーというとても小さいラジコンがありまして、そちらのボディを鑑賞用やスペアボディとして販売しているものです。
なので、実車からリアルにスケールダウンした精巧なモデルというより、ラジコンのシャシーに合わせてちょっとデフォルメしたシェイプとなっております。
観賞用に買ったのですが、ラジコンも欲しくなってきてしまいました。

 

先週末時点で、各建築外装材メーカーより通知があり、出勤を減らすことによる受注処理の遅延とともに運送上の事情での納期遅延が記されておりました。

工場自体は稼働でき、品物が製造されているとしても、受注やその後の物流が細ってしまえばそこで滞ってしまいます。
現場から見ればそれはある意味で作っていないことと同義となってしまいます。
当然流通側が解消されなければ工場も生産量を調整しなければならないこととなりますので、生産量縮小は免れません。

いよいよ、という時が来るまではなんとか踏ん張って行きたいところですが、どこからどう崩れるのか見えてきませんので、できる方策は徐々にしているつもりです。

 

そういったご時世となりまして不安に思っていること。
それはいきすぎた自粛による社会全体の縮小化と硬化、それによる全体主義の勃興です。

感染症の蔓延を抑える緊急事態宣言という「錦の御旗」をもとに、揚げ足取り、言葉狩りが行われていきます。

自分はこんなにガマンしているのに、なんでこの人はガマンしないんだろう、ケシカラン

といったところなのでしょうか。

タイトルの「贅沢は敵だ」や「欲しがりません勝つまでは」は政府が発した言葉ではありません。
民間の機関が募集した標語を新聞などで取り上げたもので、今でいうと「twitterでバズった」ようなものなのです。

そういった標語が示すように、国民同士がお互いに監視しあい「秘密警察」にタレコミをするような社会となっていきます。
そういった社会の空気を作ったのは政府による圧政ではなくて、満たされない需要による持続的なストレスとそれに抗するための反射反応としての自己解決によって国民ひとり一人が自主的にそちらの方向に突き進んでいったのです。

そういった国民同士が敵視しあうような社会にならないように政府は政を治めなければいけないのですが、先の大戦時は為政者がそういった標語に乗っかり太鼓判を押してしまったのですね。

そして、現在もほぼ同じ構図になってしまっています。

為政者は国民にガマンを強いるのですから、そのストレスを解消することを考えなければいけない。
ガマンのストレスを解消するのに、民間の自助・共助頼りではそこから逸脱することしかできません。

 

国民同士がいがみ合いをしないように

「多少の贅沢でもうちょっとガマンできるよ」「欲しがってもいいじゃない人間だもの」

これができるようにすることをやりましょうよ。
政府はそれができるんですから。


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