代表の佐藤です。

 

先週末、会社を留守にさせていただきまして、趣味のアマチュア自動車レースに参加して参りました。

応援いただいていた知人・友人方々、そして留守を預かってくれたスタッフのみんな、ありがとうございました。

個は無力

今回、新型感染症の影響も少なく、参加者は満員となり大賑わいでした。

この東北の草レースは歴史が長く、佐藤が知っているだけでも少なくとも20年以上は開催を続けている大会です。

現在はスポーツランドSUGOという国際格式のサーキットで開催されていますが、以前は仙台ハイランドという隠れ名コースが舞台でした。
仙台ハイランドは、ジャッキーチェンの映画「デッドヒート」に使われたり、日産R35型GT-Rの国内テストコースとして使われたりといったサーキットでした。
今はもう見る影もなく、メガソーラー施設になってしまっています。

佐藤が参加し始めたのは東日本大震災が発生した翌年から。
長引く不況から草レース自体も下火になっていたところに、あの大震災です。

震災当時は参加総数が20台とか…レース運営団体さんも大赤字だったろうによく踏ん張ってくれました。

今回は90台以上が集まって大盛況。
特に今や後ろ指差されるようなハイパワーターボ勢が30台弱参加していたのも印象的です。

震災当時、元々そんな話があったのか、それとも大震災の影響なのか、仙台ハイランド売却の話がチラチラ見え隠れしはじめていましたので、「そうはさせたくない!」という署名活動のような気持ちでした。

自分ひとりが年に2回ぽっちりサーキットイベントで訪問したところで何の足しにもならないとは思いましたが、少しでも情報発信して他のサーキットユーザーを巻き込んでいきたいという気持ちがありました。

結局は上記のようにメガソーラーになってしまったのですが。
本当に無力だなぁ、と。

継続するのは力なり

結局、継続するにはやはりそれだけの「力」が必要だということですよね。

継続は力なり、という言葉は「続けていればそのうち力になる」といったニュアンスが主流ですが、そもそも続けることは大変労力がかかります。

レースのみならずイベントにおける「力」とはやはり参加者数です。
そしてその参加者がイベントに参加するのは、気分や流行りも多少ありますが、やはり絶対的に必要なのが生活の基盤となる仕事であったり家族の理解です。

震災直後に落ち込んでいた世情から10年経過して、やっと生活が戻ってきたということでしょうか。
サーキットリターン組や新規の若者もチラホラ。

仙台ハイランドが今この時期まで踏ん張ってくれれば・・・

ショックドクトリン…震災というショックに、スッと入り込んできたエコという仮面をかぶったビジネスにやられてしまった感が本当に悔しいです。

既得権益を引きずり下ろしても決して良くなることはない

「一度やって、ダメだったらまた戻せばいいじゃないか。」

こういったことを言う人がいますが、一度壊してしまったものを元に戻すことは、制度や仕組みとしてはできるでしょうが、現実的にはかなり難しい…不可能だ、と言えると思います。

上記の例の仙台ハイランドの件でも、コースはそのままにメガソーラー設備を配置しただけのようなので、撤去すればそのまま使えるかというとそうではありません。

ソーラーの撤去や放置された路面の改修、信号など設備の復旧・・・当然大きなコストがかかります。

なによりそこで働く人の雇用も必要ですが、サーキットを運営できるというのもかなりのレアな人材となるでしょう。
継続して蓄積していたノウハウを白紙にしてしまったのです。
これが最も「元に戻す」上での大きな障壁となるでしょう。

ここ最近続けざまに論述した「大阪都構想」という詐欺的名称を掲げた「大阪市を解体して権限の小さな区に分割して府が権力を増大させる」政策の住民投票が、知的で地に足のついた立派な大阪市民の皆々様のおかげでなんとか否決されました。

少しホッとしました。

仙台ハイランドの件のように、震災でグラッとしているうちにメガソーラーにやられたように、新型感染症で浮足立って慌てているうちにスーッと背後から「都になるよ~」と嘘の甘言に足元をすくわれなくて、本当に良かった。

希望を持てる良いニュースでした。

でも、こういった話は終わりなく次から次に襲い掛かってきます。

個別の問題があるからと、面倒だから全て壊してしまえ、というのはあまりに乱暴すぎます。
壊すのは一瞬、元に戻すのは不可能なのですから。

継続するのに必要な力を持ちたい、そしてみんなが持ってもらいたい、そう願っています。

その力とは、金銭的なものもそうですが、やはり他人事にしない自分事に引き寄せて考える力。
自分事とは自分勝手ではなく、歴史的な経緯や及ぼす影響など勘案できる力。
そしてそれを共有できる力。

支えあう力です。

個は無力なのですから。

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