不世出のスーパースター

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みなさま こんにちは、北川です。

 

先週㈬深夜、一件の訃報が世界中を駆け巡りました。

アルゼンチンが生んだスーパースター ディエゴ・マラドーナさん60歳が心不全で亡くなったのです。

 

 

合掌👏

 

 

先週ぼくの連載当番時に判っていたことですが、心の整理がつかなかったため

1週間後の今日、この文章をしたためます。

 

 

現在、20-30代のみなさまにはアルゼンチン代表監督の姿がご記憶にあるのかとおもいますが

 

古今東西サッカー界では、ペレ、クライフ、ジーコなみに偉大すぎる元スタープレイヤーです。

世界一有名なアルゼンチン人。

 

地元アルゼンチン・ブエノスアイレスでは「10番の夜」という彼の背番号を引用したTV番組もかつて放映されており、若きメッシ(同国代表キャプテン)もデビュー時に出演。

なかよく2ショットで談話していたものです。大統領に推す声もあったほどの有名人。

もっとも本当に政治家になっていたならアルゼンチンはあっという間に破綻しかない訳ですが。。

 

 

今回は偉大なスターの足跡を辿り、毀誉褒貶すぎる人生を振り返って悼みます。

 

以下まったく関係ありませんが

毎年12月31日に放映されるTBS系列・墓碑銘(故人たちの回顧録サマリー)

この番組が大好きです。毎年1-12月のあいだに没した著名人たちが時系列に紹介されるのです。

名も知らぬ凡人はでてこないのでそれなりに面白い。そんな季節ですね、もう。

 

 

さて。

デイエゴ・マラドーナにはなしをもどします。

よくみると本稿一番うえ アイキャッチ画像 スーツを着たディエゴは左右腕時計二個してますね、、笑

 

早熟な天才。不世出の天才は地元ボカジュニアーズで頭角を現したあと、スペインはバルセロナで短いリーガ生活をおくります。まだ20歳ころのはなしです。

いまでこそ、南米マチズモの象徴のようにアグエロやロマーリオの原型として特徴をあげられるディエゴですが、十代の彼は普通の痩せた少年でした。きついマークでも負けない、プレスをはねかえす身体のボリューム、体重が欲しかった彼は後年、若き日の筋肉増強剤使用を告白します。薬物は生涯通じて得意なようですね。。

とはいいましても、極貧のなか毎日2時間走って学校に通い、プロ生活でやっとつかんだチャンスを手放したくない気持ちがそうさせたのは個人的にとても納得がいきます。

なにより好きなサッカーで試合に出続けるにはそれしかなかった。そういうことにしておきましょう。

 

バルサでは監督と噛み合わず早々にナポリへ。その先では王と呼ばれ君臨し5年以上も長きに渡り大活躍。なにより地元サポーターから神のように崇められスクデット獲得まで成し遂げたらばもう宗教の教祖です。

マラドーナ教という宗派があるとかないとかまことしやかにいわれています。

クラブチームではナポリの民にひたすら愛され、イタリア人に絶大な信頼をおかれたディエゴ。そんな熟成期に、代表メンバーとして偉業を成し遂げます。

 

1986年、ディエゴが26歳で出場したワールドカップメキシコ大会。

世界中にその名を轟かせ、また喧々諤々の論議を巻き起こした2つの事件を起こします。

まず良いほう。

準々決勝イングランド戦。後半一瞬マークを外した彼は、相手ゴール40mからなんと5人抜きドリブルを11秒間魅せそのままゴールまで決めました。今に至るまでワールドカップ本選においてアシストなしでこの距離をひとりで運びペナルティエリア「内」からシュートを決めた選手は皆無ではないでしょうか。。これは度肝ぬかれました。

イングランドもけして調子悪かったわけではありません。但し、唯一アルゼンチンに予見できるアドバンテージがあったとすれば、大会が南米開催であったせいもあるかもしれません。ユーロ勢は移動距離の疲弊、環境の変化を同様に毎回いわれますね。だとすればアジア勢も同じわけですが、、

 

 

つぎに悪いほう。

「神の手」ゴールです。

生涯付きまとった疑惑の誤審ゴールですが、判定は覆りませんでした。これはイングランドも流石に猛抗議しましたが、いかんせんVARもない1986年。審判の権威は絶大でいっさいの批判を受け付けません。

これについては、ぼくもノーコメントです。おまえ触っとるやんけ。

 

 

二つの事件で有名になり、ワールドカップまで自国へもたらしたディエゴはこの全盛期から体重増加がめだつようになります。ナポリに住むとはすなわちマフィアたちと一緒に暮らしているわけで、コカインがコーラを買うように手軽に買えたそうです。

 

時は経ちナポリでの役目を終えたディエゴは選手としての晩年、本国ボカジュニオールズへ復帰し、しばらくして引退。指導者の道を歩み始めます。

その采配、選手育成には賛否両論ありまして、端的にいいますと選手のモチベーションをあげるのは天才的にうまい。他方、戦術が古すぎて現代サッカーのポジショニングをせず(カウンターでも対応できる攻守双方できる布陣)、つねに攻守入れ替わるスタイルが敗因となるケースが多かった。

名選手、名将にあらず。仕方のないことです。せいぜい野村克也くらいなものです、死ぬまできっちり優れた仕事をした偉大な人気スポーツ選手は。

 

まことにすみません、なんとも冗長にディエゴの生涯を書き連ねましたが、まとめにはいります。

 

結論。これだけの天才は二度と現れない。

 

ゴールと巧みなアシストを決めてなお無尽蔵だったスタミナ。そして無類に明るい性格は誰からも愛された。イングランド国民以外からは。。

 

時代背景はあれどリオネル・メッシ、ネイマールとも違う圧倒的なスターダムは、観るのもやるのもサッカー人口を爆発的に増やした(はず)。永遠のヒーローよ どうか安らかに眠ってください。。

 

RIP   DIEGO Please accept my deepest condolences.   Amen......♰

 

長文ご精読をありがとうございました。

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