デジタルとアナログって解像度の違いでしかないらしい

代表の佐藤です。

最近やたら音楽を聴くようになりました。

10代20代の頃はどっぷり音楽漬けだと思って(思い込んで)いましたが、今ほど多様かつ大量の音楽体験はしていなかったな、と振り返ると思います。

いわゆるサブスク(サブスクリプション:月額固定定期購読)サービスを利用しており、聞きたい曲やアーティストを検索すればすぐに聴けます。少ないお小遣いでCD買ったりレンタルしてきたり、ラジオをエアチェックしてみたりとしていた時代からは想像がつかなかった世界です。

デジタルの恩恵ですね。

しかし、サブスクに登録されていない曲というのも存在します。

メジャーでなかったり、サブスクに抵抗を続けるアーティストというのも少なからずいるでしょうか。

そういった音楽たちはインターネットの検索には引っかからない=「無いもの」として大多数の目には触れられないものになる一方、コアな音楽ファンだけが手に入れられる付加価値の高いものと言えると思います。

アナログ派デジタル派論争そのもの、といった印象です。

デジタルは、劣化のない複製と可搬性を手に入れましたが、その代わり音の波を可聴域を超える周波数はカット、量子化の解像度次第ではなだらかなカーブを描く音波も階段状に削られてしまいます。
つまり、その削られた周波数などの音情報は大多数のユーザーにとってははじめから無いものになってしまう。

それを以って、アナログ派はデジタルで圧縮された音楽は情報が足らない、劣化だ、偽物だ、そんなの聴くヤツは耳が悪い(←言い過ぎ笑)という論調に至ってしまうわけですね。音楽体験というのは「質」が大切なんだ、と。

デジタルは質より量
アナログは量より質

そういう対立軸なのかな、とボンヤリ考えてみたりして。

いや、うーん、、、ホントかな、、、?

現在は、エコだとか省力化だとかで、多くのものがどんどん電化、デジタル化していってます。
確かにデジタル化によって個々人の生活は省力化していくのでしょう。エコに感じられることも多かろうと想像します。

しかし、デジタル化によって起こることは、劣化なしの大量複製と大量供給です。
今まで高価だったり珍しかったりで手が届かなかった人たちにもリーチすることで、消費する人口が絶対的に増えますので、大量消費は加速することになります。

大量の電気がますます必要となっていくんですね。

(ってことはそんなの地球規模で言ったら実はぜんぜんエコじゃないよね~、という論も成り立ってしまうのですが(笑))

そういった大量消費が進むと、これがまた質への価値観の最低ラインが底上げされるんですよね。
体験していなかった層が体験できることで、その体験への裾野が大きく広がり、母数が増加することで品質への要求が高まったり、それまでになかった新たな発想が生まれる素地ができあがる。

つまり大量消費によって実は品質が高くなっていくと考えることもできるんでしょう。

よって、デジタルvsアナログの対立って実は成立しないんじゃないのかな?という考えに…。

そう思ってからやっぱり色々調べると(オタクなので)、実は量子学でつきつめて行くと世界は素粒子同士のゼロ・イチの信号のやりとりに行きつくらしいです。

だから実はアナログだと思っている全てのものも究極まで分解するとデジタルなんですね。
結構ビックリじゃないですか?

解像度の違いでしかないという。
認知できるかどうかでしかない。

そのうちデジタルvsアナログなんていう話も無くなるんでしょうか。
それともどんなに解像度が細かくなっても平行線なんでしょうかね。

考えてみたら、解像度って品質じゃないですよね。
音楽だって、8ビットのビートに乗せて心動かし人を踊らせられます。
作った環境が8ビットでも、スピーカーから出ているものはなめらかな音波ですからね。

色々考えを改めなければ。

p.s.
解像度といえば、カメラの世界はもうとっくにデジタルだよなぁ。
でも大事なのはやっぱりアナログなレンズらしい。

p.p.s.
素粒子同士のゼロ・イチの信号のやりとりで世界が構成されているということは、物質、空間に留まらず時間ですら単なるコミュニケーションということになります。よって人間が認識している過去から未来に続く時間軸というものも、単に人間がそのように相対的に認識しているだけで、素粒子レベルではそういった時間という概念、タイムラインは存在しないという事になります。
映画「インターステラー」や「メッセージ」の世界ですね。
おもろー

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