みなさま こんにちは。 北川です。
会社の仲間が健康を取り戻しました。
ちいさな命も小康、安堵しきりです。
混乱する世の中ですこしでもよいニュースが増えますように。
欧州サッカーは移籍市場の期限大詰めです。
久保、南野も期限間際にレンタル移籍がきまりました。
新天地での出場機会をDAZNで愉しみにするとしましょう。
本日はある映画のはなしをしたいと思います。
(ラリーガ、プレミアの試合で特筆すべき展開がないため)
サッカーが題材ではなく、、
あるイタリア人と著名なアフロアメリカンの史実を脚色した友情、愛情がテーマです。
「Green Book」という2018年のアメリカ映画で、同年オスカーを3つ獲得しました。
有名俳優でなくても脚本と演出が優れていると佳作がつくれるいい例です。

Amazon | グリーンブック~オリジナル・サウンドトラック | サントラ, ジーン・オースティン, ナサニエル・シルクレット,  ジェラルド・ヒューイ・ラムゼイ, ジョニー・メイ・マシューズ | サウンドトラック | 音楽

以前クリスマスに1本の映画をご紹介しましたが
本作も12回くらい観ていまして感動請け合いの1本としておすすめします。
話題をさらった公開から2年後の2020年。
アメリカではアフロアメリカンへの偏見に満ちた
暴力と殺人が公衆の面前で晒され大きな話題となりました。
その時
テニスのプロ選手大坂なおみさんはハイチ人のハーフでありますが
世の中へ差別の是正を訴えるマスクをメジャー大会出場中毎日着用し
当時のニュースで日々彼女の無言の訴え※は広く伝えられることとなります。
※Black Lives Matterのことをさしています。詳細割愛。
 ご存じない方はGoogleで検索してみてください。
この映画もアメリカのコーカサス優位の歴史、人種差別に真向対峙する勇気ある行動がメインテーマです。
(上記事件後、アメリカでリバイバルロードショーすべき。と2020年は強く感じたものです)
それと
主人公の有名ジャズピアニスト ドン・シャーリーと
彼が雇った運転手ニック&その家族との、涙なくして見れない
友情・愛情もおなじくらい大きなテーマです。
ぼくは映画を観るとき、映画館でみることも年に数回あります。
おなじくらい
自宅のオンデマンド環境で夜中集中してみるのも楽しみですが
この数年とくに繰り返し見ては落涙する1本です。
(AmazonPrimeでごらんになれます)
ねたばれを避けるため
①なぜこの映画が感動するのか
②その演出の秀逸さについて
2点に絞り論を進めます。
①なぜ感動するのか
そもそもぼくはロードムービーが大好きです。
「パリテキサス」「レインマン」「ボニー&クライド」「さすらいの二人」「イージーライダー」などなど
過去枚挙に暇なく、映画をつくるうえで見る人を引き付けるギミックなのはいうまでもありません。
旅に事件はつきものだからです笑
詳細をいっさい省きサマリますと
この映画でいいたいこと(ドンシャーリーの主張)は以下のシーケンスに凝縮されます。
シャーリーのジャズコンボのメンバーがニック(ツアー限定のシャーリー専属運転手)と最終公演の手前でようやく一緒のテーブルを囲み食事をします。(洗練されたジャズメンと粗野なニックは仲が悪い)
「なぜドンシャーリーは収益の多い東海岸ツアーを断って、わざわざ歓迎されない南部※をツアーしてるとおもう?」
※アメリカではテキサスなど特に南部地方でいまだにアフロアメリカン=黒人を蔑視する田舎者が多い
「さぁ... 俺にはさっぱりわからんな」
「ニューヨークでは白人同様のピアニストとして敬意を払われるが、南部にくれば食事の場所すら満足に用意されない。ドンはこの我慢ならない現実を変えたくてツアーに出たんだ」
「..........正気なのか!? 自分の命を狙えっていってるようなもんだぜ」
「ああ、そうだ。 勇気ある行動こそ人の心を動かすんだ.....」
※ちなみにコンボのドラム、ベースはコーカサス(白人)
自分の命を懸けても、各会場の興行主に
「客とおなじ席で食事できないなら、演奏はしない」
と平然と述べ主張を曲げない。
(白人ミュージシャンとおなじ待遇になぜできないのかの正論。南部ではよそもの・特に有色人種を平気で撃ち殺す時代なので正気とはおもえない)
ドンシャーリーは当時の有名人だからこそ、
ひとりひとりの興行主に「差別はおかしい」と勇気ある言動をとり
是正を静かに促したのです。
ただしいくら有名人とはいえ、本当に命懸けの行為です(1960年代アメリカでは)。
ゆえに用心棒のニックをツアーのみ雇ったわけで
暴力と銃器に慣れてる身内でもいなければ3日で死んでいたとおもいます、、、
ドンシャーリーはのちのマイルス・デイビスとおなじく
裕福な家庭に育ち、非凡な教養とピアノの技術を持つ人物だったそうです。
ピアノはとても洗練されていますが、さらに高尚な生き方は
当時の中流白人でも理解できなかったと思われます。
人の心に宿る差別を、南部までわざわざ出向いて
毎日当事者として苦しみながらも、自分の立場だからこそ
醜い現実を変えられると信じて勇気をもって行動したのです。
アメリカ公民権運動の歴史は、
20年くらいの激しい暴力に彩られたものでありますが
頭のいいドンシャーリーは自分の立場を利用して、
小さなことから非暴力で変えようとした偉人だったといえます。
ドンシャーリーの苦悩と勇気の描写、仲間のニックがトラブルを納める手腕
マルコムXよりわかりやすくて個人的にとても好きですね。
②優れた演出
本作のおおきなテーマ
「家族や友人への愛情」
欧米人にとって家族と過ごすのがあたりまえのクリスマスに
それを被せてくるのはもはや反則級ですが、映画の設定・演出としては絶妙です。
この映画のもっとも涙する展開は一番最後の数分間です。
家族のもとへ4週間のツアーを終え帰ってきたニックは
疲労困憊でドンシャーリーが最後運転を代わり
クリスマスになんとか間に合います。
一度は挨拶を固辞し帰宅したシャーリーは
使用人をクリスマスなのではやく帰し
広い部屋で独り静かにツアーの余韻を噛みしめると
さっきまで一緒にいたニックのことを考えます。
そしておもむろにニックの家族へワインを贈るため
クリスマスの挨拶に向かいます。
ドアを開けたニックがシャーリーに驚き
みんなに紹介しようとリビングに声をかけると
ニックが毎日手紙を書いていた相手、
驚いて歩み寄る妻のドローレスとシャーリーの目が合います.....
このあとの場面と、ふたりの演技は涙なくして見れません、、、
未見のかたには是非ご覧になっていただきたいのですが
この数分を通じて、ぼくは言いたいことが一つあります。
映画で表現できる、老若男女 人間同士の愛情をかけあう様子
感情が堰を切って押し寄せるさま
これはサントラのスコアの妙にもよるのですが、テレビではなかなか真似できません。
時間をかけ演出をこらしいざセットを組み撮影にのぞむ
役者のすぐれた演技による表現こそ、映画ならではの魔法。
過去数百本映画をみてきて、そう考えています。
たとえばブロークバックマウンテン。
たとえばジャッキーブラウンの一番最後のシーン。
感情の余韻を表現するのが、映画の醍醐味だとおもうのです。
これは映画館でも自宅のモニターでも、おなじ感動が味わえます。
ブログ2回分くらいは映画が感心や感動を与える技術について
引用含め説明し足りないのですが
もうひとつ、映画という芸術のすきなところがあります。
それは、監督という絶対的リーダーはいるのですが
映画はあらゆるスタッフ、役者、全員が力をあわせないと
傑作は生まれないどころか完成すらしないところです。
最後にサゲとなりますが
すぐれた映画をみるかのような感動を お客様へ与えられるよう
自分の仕事でも、まだまだ発信力や個人の努力が必要と考え自戒しております。
以上、
拙文ご精読を毎度ありがとうございます。
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