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FIFA19】最初の移籍交渉で将来有望の若手選手を獲得!髪型が最高すぎるw #3【アストン・ヴィラ監督キャリア】 - YouTube

本日は欧州サッカーにおける、ビッグクラブ台所事情のはなしをします。
巨額な試合放映権料とオフィシャルスポンサー収入、
そしてマーチャンダイズ販売収入などを原資に
人気チームの主役であるスター選手たちの高額給与は支払われています。
選手たちはウェア等のメーカーや広告出演企業からの
スポンサー収入もありますが、基本として所属チームから
受け取る報酬も世界中のプロスポーツ選手のなかでは
およそアメリカMLB、NBAの次くらいに高額です。
サッカーとは、11人がレギュラーでその他はベンチなのですが
練習でアピールが認められる、もしくはスタメンが怪我ないし
パフォーマンスを落とすとベンチ組にもチャンスが回ってきます。
移籍でポジションが空くというのもあります。
フロントとしてはベンチ選手にも給与支払があるので
レンタル移籍をさせて市場価値が高まるよう移籍交渉を
他チームとおこないます。
レンタル移籍の結果、市場価格高騰した選手は他チームへトレードし
移籍金をクラブの収入とすることが可能です。
このような錬金術横行の結果
スター選手の移籍獲得に50~100億円を超えるお金が動くようになり、
多くのクラブの慢性赤字を招いています。
この傾向に歯止めをかけるため
欧州サッカー連盟(UEFA)に所属し
欧州カップ戦に出場権利をもつ各国クラブへUEFAは
「ファイナンシャル・フェアプレー」
という新ルールを2011年から制定しました。
クラブのオーナー独断による財政破綻を予防するのが大きな目的です。
伝統あるクラブの相次ぐ破綻が発端です。
簡単にいいますと
収入を過度に上回る支出がないか(移籍金支払いなど)
会計を毎年審査し違反の認定がなされると、罰金、補強予算制限
カップ戦への選手登録数制限や出場資格剥奪などのペナルティー
が課されます。
本ルール制定後話題にのぼったのが
UEFA所属各チームのオーナーに増えた、アラブ諸国の関係者たちです。
すなわち、過去破綻に陥る原因「オーナーの赤字補填」が
彼らの場合は無尽蔵の資金で破綻に至らないものの
健全経営と程遠い「私財の投入」でしかないところです。
すなわち、経営破綻はないとしても莫大な私財があれば
チーム運営に無限のお金を使えることになってしまいます。
UEFAは先に述べた経営破綻防止と逆の意味を持つ
無尽蔵の赤字補填資金へもオーナーに対し警告をだすようになったといえます。
過去に、パリ・サンジェルマンとマンチェスター・シティの2チームは
スポンサー料(オーナー関係企業より支出)の水増しが指摘され
厳しいペナルティを受けました。
オーナーによる赤字補填とみなされたわけです。
本ルールは同時に、選手の獲得移籍金や年俸高騰に歯止めを
かける意味合いもあります。
それくらい、アラブの資源高を背景にしたあたらしいクラブオーナーたちの
金満ぶりはスケールが違います。
そもそも名門F1チームのようにステイタスがあった有名チームオーナーたちが
私財逼迫により次々オーナーシップを明け渡していったようにも見えます。
さて。事の発端
「有名選手の移籍」が持つ影響を考えてみます。
例えば日本のプロ野球で、読売Gというチームはリーグで最も財政が豊かなこと、
歴史と伝統あることで知られていますが、有名選手の高額獲得でも知られています。
かと思えば、広島のチームは若手の育成に幾年を投じてスター選手を輩出し
チームもペナントレース上位に食い込む意地をみせていました。
プロサッカーでもお金があればどしどし補強をして勝てる。
となってしまうと、競争原理が公平ではありません。
ましてや、能力高く、ファンをさらに集める人気選手獲得に数十億円かかる
ようでは、チーム経営の財源によって格差が生まれます。
現に先行投資が行き過ぎた結果、破綻が生じているわけですから。
目先の勝利、カップ戦優勝を目論みフロントは手っ取り早く有名選手に頼る。
選手と代理人も自分の売り時、売値を吊り上げる機会と交渉に躍起になる。
(コロナ禍で試合減のため、今年の移籍市場は過熱しませんでしたが)
この循環には「ファイナンシャル・フェアプレー」のように
サラリーキャップをルール化するしか歯止めが利かないのもよくわかります。
コロナ禍は皮肉にも興行収入がどれほど莫大で、試合数が減ると放映権料が
激減し、急激なチーム財政悪化が避けられないことを露呈させました。
FCバルセロナ(スペイン1部)も大赤字が騒がれていますが
トップスポンサーである楽天は果たして私財寄進するのでしょうか。。
以下結論として私見を纏めます。
ドイツのように、脈々と下部組織による地域での育成から徐々に
スター選手を輩出するシステムが、サッカーファイナンスと
また別のあるべきアプローチではないかと考えます。
前述のNPB広島のチームとおなじです。
サッカーでは
フランチャイズチームを地域で支え応援・支援する文化が各国にあります。
ドイツやスペインでは多くのサポーターが実際にお金も出しチームを支援し、
熱狂的な応援を繰り広げます。
スポンサーに頼らない、オーナーシップに頼らない市民クラブの代表例が
実はかつてのFCバルセロナでした。
無論トップチームはジュニアユースからの生え抜きが基本。
過熱しすぎた移籍金・年俸の高騰に、コロナ禍がブレーキをかけて
プロチーム下部組織による10年単位での育成システムにも
きちんと目を向けてほしい。
それともう一点、南米やアフリカリーグにいるダイヤの原石たちを
目利きスカウトが丹念に拾い上げ、そして
欧州で上手にキャリアパスを形成してあげてほしい。
リバプールで活躍するマネ(セネガル代表)の輝きはその好例です。
大金を投じるだけが勝利を掴む唯一の方法ではない、このように考えます。
以上、拙文ご精読をありがとうございました。
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