みなさま、こんにちは。北川です。
高原直泰選手
(元ジュビロ磐田、元ハンブルガーSV、元日本代表)
といってご記憶の方はおそらく35歳以上かとおもいます。
ドイツへの行き来でエコノミークラス症候群を発症し
日韓WCは代表入りを逃しましたが、かつてブンデスリーガで
大活躍。スシボンバーとして恐れられた名フォワードです。
現在、高原さんは地域リーグという
JFLより格下のリーグ所属
沖縄エスファウ(以下OSV)
オーナー社長兼、監督兼、選手として奮闘されています。
最前列センター#10 高原社長 見ての通り選手兼務
同時期の代表選手はみな現役引退し
J1,2の指導者や解説者として選手たちの
裏方にいたり
ある人は球団経営に四苦八苦していますが
数年前、OSV設立~立ち上がりのレポを見た際
相当驚いた理由を以下に記します。
沖縄フランチャイズチームとしてFC琉球より後発の
OSVはJFL加入を目指し2015年に設立されました。
当時JFLのSC相模原で現役を終える高原さんへ熱いラブコールが
送られた結果、お見合い成立。監督として招聘されました。
※ご参考:JFAが管掌する5つのリーグ
自宅マンションを売却、株主となりオーナー兼務で指導者の
道を(バックアップ皆無の)新設チームで歩き始めた高原さん
現在、齢40を超え移住先・沖縄の地に溶け込みながら
・スポンサー獲得営業
・公営グランド予約(専用施設も皆無)
・練習道具の準備
・クラブ公認グッズの企画
・練習、試合の録画チェックと選手へのレビュー
そして、本来の練習に試合采配と
寝る間もないような多忙さです。
さらに選手が足りず、公式戦に選手登録までして
途中出場する熱の入れようは
全生活と私財を保有チームに全振りしてるといえます。
ゼロから立ち上げたチームはないない尽くしです。
選手の半分は原資不足からプロ契約を結べず
球団を支援する企業で働きながら練習、試合を続けています。
静岡育ちのサッカーエリートとして
地元ジュビロからドイツへ渡り
代表入りもした日の当たる世界から
ケガもあり苦難の選手生活を
終えようとしたころ
沖縄でチーム新設という最も困難なチャレンジに
全責任を負い後半生を賭けるモチベーション
覚悟は何に由来するのか。
記録映像の冒頭から驚かされ
気になって仕方ありませんでした。
おそらく
いままで有名人であった時代にインタビューでの
口数が少なかったため人となりがよく伝わって
いなかったせいもあると思います。
ところがいまは経営者であり指導者として
常に発言、発信が求められます。
そのギャップを埋める貴重なドキュメンタリーから
伝わってきた言葉は
「ドイツで味わったフランチャイズチームを地域住民
 みんなが支えて成長をめざすクラブチームのあり方。
 それを日本でも実現したい」
そんな気の長い夢を叶えようとする話でした。
純粋に
ドイツのように国民がサッカーに親しんで
選手は技術も磨き彼らは地域住民と近い存在で
(将来の)スターは身近から生まれる。
強いチームは地域とともに育つ。
高邁な理想にむかって、たった一人で練習道具を
マイカーに積んではその日の練習場所へ運んで用意し
片付けもまた一人で黙々と行うさまはまるで修行僧です。
さらにすべての練習へも参加して主導するのです。
同時に、発言を求められリーダーシップを発揮する社長。
地域リーグ公式戦遠征に資金が足りないとスタッフから報告受けるなど
まさしく逆境のクラブ経営と、自ら取り組む強化は二足の草鞋。
というより鉄下駄。選手も兼務で三足。※
※2020年からはネスレがスポンサード、山本浩正監督招聘のため兼務解かれる。
 社長兼選手に。
そこまでして
人生を賭け沖縄で孤軍奮闘するのは、サッカーが好きで死ぬまで関わりたい。
それと
ドイツで得たアイディアに資金難もわかっていてチャレンジしよう!
という果てしない夢なんだと、ようやく理解に至りました。
とてつもない胆力の持ち主です。
自分だったなら私財投げうちそこまで出来ないです。
どれだけドイツ流のサッカー人生に
感動したとしても。
唯でさえ本土より経済的苦境が強いられる沖縄
プロスポーツチームの経営と
保有チーム強化に全精力を注ぐ
寡黙な偉人に幸多かれ。
心からそう願ってやみません。
JFL昇格の夢が早晩叶いますように。
以上拙文ご精読を有難うございました。
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