みなさま、こんにちは。北川です。
先日は去就騒がれるアグエロのはなしをしました。
今回はアグエロと一緒にFIFAワールドカップへかつて出場した
パブロ・アイマール(元バレンシア、元アルゼンチン代表MF)
について興味深い記事がリリースされたので、その件について書きます。
母国リーベルプレートで現役を終えたアイマールは
現在、アルゼンチンU-17代表監督を務めます。

そもそも
往年のアイマールはMFとしてファンタジスタの名声を手に入れ
流麗なルックスもあり人気が高い選手でした。
アニキことリケルメのサブ起用時代もあり
ワールドカップも2006年ドイツ大会ではスタメンではなく
バティストゥータ擁するチームは敢え無く早々帰国に。
怪我が多かったのもあり、実働でいうとあまり傑出した記録は
残せませんでしたが、現在の同国代表で例えるとMFセレスが
近いですね。
プレースキックとキラーパスが上手い中盤の要、ゲームメーカーです。
さて今回スペインでのオンラインセミナーで
彼が発言した内容とは
指導する選手の「創造性」について。
「練習の立て方、内容により
選手たちプレイの創造性が失われるなら
 それは指導者の責任が問われる」
自ら責任者として持論をぶったそうです。
すべてのプロ選手が遍く備えているわけでない
「創造性」を重視しフィールドの選手へ
自由を与えて
考えるプレイを繰り出させてこそ指導者。
かように主張を展開。
現役時代の
柔和な表情から想像できない
負けず嫌いであり
かと思えば恥ずかしがりやでインタビューでも
あまり自分のことを話しませんでしたが
いまや言葉巧みに選手を操るようです。
以前
サッカー解説者戸田和幸さんについて拙稿で
「適切な言語化によって
他者に正確な理解をしてもらう努力を惜しまない」
と仕事の流儀について書きました。
実はこれは
すべての指導者に
あてはまる気がしています。
トッププロたちとはいえ
背景、文化の違う選手たちを束ねて
自分の標榜するチームプレイを
全員の役割をいかして実現するのに
監督が全員に自分の考えを説明し
いかに理解してもらうかが大事。
というチーム強化の前提です。
同時に、トップ選手たちは
目まぐるしく変わるシチエ―ションで
一瞬の判断と、自分のもつ引き出しから
なにを繰り出せるかが問われます。
戦術と別に個人能力のはなしです。
とくにインターセプト後のカウンターや
コーナーやセンタリングからの混戦
スペースや相手、味方を横目でみながら
どれだけ創造性あふれる自分のプレイができるか。
まさしく南米サッカーの神髄です。
それをはぐくむのは
チェスのようなロジックで組み立てる練習ではなく
自由を与え考えさせる練習だ、というのがアイマールの主張。
もっと詳しくいいますと
サッカーは陣取りをフィールドの10名同士で行っているのですが
瞬間瞬間で自分のスペース確保、プレイの判断力が求められます。
相手(敵)が想像つかないプレイを繰り出すことで
敵陣を前へ進める、味方と連携できる。これが創造性豊かな
プレイということになります。
相手DFに阻まれるプレイとはすでに創造され有効ではない。
例えば定石でいうと「鳥かご」※4対1などで
次々考えるシチュエーションを作りだすのが
ファンタジスタへの道程の一里だとおもいます。
※古典的なボール回しスキル上達練習のひとつ。
スペインのバレンシアで長くプレイした
アイマールはポジションがフォワードでなかったので
例えばクレスポのような力強さ、派手さはないものの
各シーズン縁の下として魅せてくれたと今にして思います。
しかも状況により自分でも突破しシュートもうてる。
現在、ジダンやライカールトのような
美しいプレイを披露してくれる名手が減ったのは
データのみ、ロジックのみに頼らないかつての
トレーニング法にあったのではないかと思います。
同時に指導者のポリシーも勝利至上だけでなく
クライフのように、美しいプレイを求める哲学を
持つ元選手が多かったのではないでしょうか。
アイマールの発言は、かつての自己正当化ではなく
選手に伸びしろを与える、考えさせる自由が
結果としてサッカーへの興奮、探求心それと
ゲームの勝利を引き寄せると
考えているからではあるまいか、と思います。
実際、国際試合で結果を残していますし。
理想に従いチームビルディングを進めているようで
往年のファンとしてクレバーな監督に脱帽です。
名選手がいつなにを考えているのかは実に興味深い。
以上、拙文ご精読をありがとうございました。
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