18 Black Princesses ideas | black princess, princess, princess tiana

 

 

みなさま、こんにちは。北川です。

 

いよいよイチョウの鮮やかな黄色が最後のきらめきをみせ秋もおわり、冬の到来ですね。

 

天皇杯も大詰め、12日準決勝です。

⚽もですがアイスホッケー観戦という趣味もありまして、インカレを帯広開催で今月25から29日の5日間、優勝まで5試合で決定するトーナメントを組んだときき驚きました。

 

リンクが3個しかない気がするのですが、、、1日最大6試合のはず

全日程 完全無観客だそうです。

学連によるインターネット中継もありますので続報待たれしです。。

 

 

さて

 

ブラック・プリンセスこと、長野県の黒姫高原、みなさまごぞんじでしょうか。

 

近所の知人が移住先としてけっこうな物件を購入しました。

今日はその顛末と彼の夢のはなしをします。

 

 

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/13/%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%92%B2%E3%81%8F%E9%BB%92%E5%A7%AB%E9%AB%98%E5%8E%9F.jpg

 

 

自分より3歳若いYさんは現在、某金融機関勤務です。

奥様はGデザイナーらしい。

未就学のむすこさんが2名、計4名で移住するという計画を実行にこぎつけたYさんの胆力と無鉄砲さはつとに有名です。

奥様もかなり...フリースタイルです。

 

宮前区神木本町のスナックにまで出没する、と先日聞くに及び苦笑しましたがとにかく日本酒が好きで、長野の「大信州」という酒蔵に惚れ込み頻繁に訪ねてはあらしぼりやひやおろしをみんなのために買ってきてくれます。

 

大信州酒蔵をすきなだけ訪ねてゆけるのも長野在住の魅力だそうですが

 

ほかにも長野黒姫たる由縁があります。まず競技スキーヤーであること。

それと、契約するリンゴ農家で無農薬りんごのオーナーシップ制を営むため。

(1本の木になる毎年のリンゴを、各樹木オーナーは毎年毎年手にすることができる仕組み)

 

そして今回英断の最たるゆえんはオーナーが高齢化引退する「ペンション2棟経営」の事業譲渡をうける契約を締結し、「家族でペンション経営」へとライフデザインを変えたことです。

無論過去のリピーター、創業来10年の顧客リスト継承も契約条項にあります。

 

前オーナーご夫婦がふたりきりで運営していたそうで10部屋ならなんとか食事ほか2オペできなくはないみたいです。

しかも稼働率Ave.70%の決算書付帯資料もみせてくれました。

まるでおもちゃをみせびらかすスネ夫のようですが目黒区出身のぼんであるYさんは嫌味がありません。

みんなを招いてあれこれやりたいことを楽しそうにはなすのですがさっそく、先週はりんごもぎ大会を40人招き実現しました。

 

先々週から本州でも長野北部で降雪のニュースがありましたが、まさかの黒姫も冠雪にみまわれ、関係者はいきなりそんなクソ寒くてだいじょうぶかと眉をひそめておりました。

子どもたちはおおよろこびでありましたが。。

さいわい、除雪車が投入され帰路チェーンなしで長野を脱出したそうです。

うちの辺りから往復8時間。日帰りはちょっとしんどいかな。

 

 

このような場合にペンションのなまえや内装は変えるのか。

新オーナーの自由なわけですがリピーターも考慮勘案するとあまり様変わりするのも思案どころです。

 

町に2軒 マツキヨとしまむらしかお店がないそうで、自然しかない環境を本拠地とするのは私にはなかなか想像つきません。

しかも毎日お客様のルームキープ清掃、リネンサプライ、お食事のご用意と、現ウーバーイーツ愛用者がこのルーティンに慣れるのか。

 

もともと、スキーの合宿で冬は2か月山籠もりしていたくらいYさんは自然に親しむ人物なので平気ですが、3人の家族もフィットしてくれることをねがうばかりです。

 

彼の夢は現地でのりんご生産者のサポートもそうなのですが、地産地消だけでなく農業、農家さんや酒蔵を応援して実際の需要喚起と品物にほれこんでユーザへの橋渡しを

もっと拡大していくことです。

日本の農家、農業を盛り立てたいそうなのです。

 

目を輝かせ「めちゃんこ美味しいんだよ!」と力説する(なぜか、めちゃんこという形容詞を連発します笑)Yさんはときに大風呂敷と揶揄されることもあります。

なんでも即答で引き受ける八方美人だとか。

 

それも愛嬌だと個人的におもっていまして、彼の熱意と実行力はある種、市議会議員とかのそれに近いと感じます。

世話焼きなんですね。

 

それと自分が信じるものの良さを言葉を尽くして発信し、周りを巻き込んでファンを増やしていく(すなわち彼のファン=彼のリコメンドも認める)

この地道なインフルエンサー活動こそ農業や地方経済の再興に一役買うのかと見守っています。

りんごもぎ大会も1年前から公言していたのですこし感慨深いものがありました。

雪まで降るし。

自分も汗をかくというのはだいじですね。

 

彼のセカンドライフはスタート秒読みにはいりましたが、逆境も楽しみつつ、オミクロンをものともせず、神奈川にたびたび戻ってくる際には彼と瓜ふたつの子どもたちと遊びたいなあと思っています。

身近なチャレンジャーに幸多かれ。

 

 

毎度拙文ご精読をありがとうございます。

 

 

 

 

 

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