みなさま、こんにちは。北川です。
あいかわらず天気予報が先行きすっきりせず
関係各位、ご面倒お掛けし恐れ入ります。
先週知人のトルコ人Enverさんからメールがきました。
たいした内容ではないのですが。。
イスタンブール、カッパドキアもはるか18年前行ったきりです。
13年前、日本で偶然会ったことをふとおもいだしました。
とある夜。
田園都市線の某駅前に電鉄系スーパーがあり、帰宅まえ寄りました。
すると、どこかでみた外国人のおじさんが人待ち顔でいるのです。
すぐに思い出しました
イスタンブールに住み、奥様が日本人のエンバー・イルムズさんでした。
いったいそれがなぜ神奈川の自宅近所にいるのか!?
「エンバさん、いつ日本にきたんですか?」
「先週だよ」
「5年前、イスタンブールでかくかくしかじか、おせわになりました」
「ぼくは覚えてないんだけど、うちでご飯たべたんだ。。」
「ええ、ボスポラスクルーズも案内してもらいました」
「そうなんだ、元気そうだね。あの有馬ってここから歩くと遠い?」
「そうですね、車で10分くらいかかりますよ」
「そうか、なら友だちが迎えにくるのを待つよ」
エンバさんは見た目は普通のトルコのおじさん(眉毛が濃く、髪と瞳が黒い)
なのですが、日本語が流暢なのですぐわかります。
トルコ語はじつにむつかしく、、メルハバーしかもはや覚えてません。
外国を旅すると、親切で時間にゆとりある現地人と話し込むことがあります。
英語が通じる国しか行かないのでなんとかなります。
イスタンブールではバスに乗っていて、妻とカラキョイというところで降りる話をしていたら、それをきいていたエンバーさんが「次ですよ、わたしも降ります」と日本語でおしえてくれたのでした。降りてからバザール前の広場で、妻が日本人で日本語がわかりますと説明してくれました。
「あすの予定はきまってますか?」
「いえ、旧市街にいるくらいですかね」
「ボスポラスクルーズへ(海峡を黒海手前までいって引き返す)いっしょに行きませんか
世界一おいしいヨーグルトがありますよ」
「そうなんですか」
「クルーズのあと、うちでもてなしますよ」
「いいんですか」
「ええ。わたしの妻もよるなら一緒に食事できます」
「ではおことばに甘えます、どうもありがとう」
「ではあすの12時に、あそこの釣り人がいるところで待ち合わせましょう」
「わかりました。ありがとうございます」
その旅では海外用モバイルWiFiをもっていかなかったので、双方が遅れるとか急な変更は伝える手段がないまま約束をしたのですが、翌日は無事に会えました。
そして八丈島へ行くくらいの観光船に乗って黒海の手前の半島までいき上陸。
小山にのぼってレストランでフリットと🍺をみんなで味わい、またカラキョイまで戻ってきました。往復4時間くらい
ヨーグルトはいまでいうギリシャヨーグルトでなかなか滋味な感じ。
よるは、エンバー邸でまた天ぷらをご馳走になります。
トルコ料理は世界三大料理のひとつだそうですが生憎あまり口にあわず、、、日本食でよかった。
帰る前日はメキシコ料理をたべにいったくらいです、イスタンブールでは中華料理屋をみかけなかったもので。
エンバー邸にはジャパンルームがあり、日本名勝のペナントや、居酒屋の箸袋、コースターなどが大事にとってあるのです笑
姫路城の絵葉書とか。じつにうれしそうに披露してくれました。
日本好きな外国人に会うと、じぶんの祖国が異国からどう見えるかが知れ、とても不思議な気分になります。
普段あたりまえのことをすごいといわれるような。
アメリカ好きな日本人が英語ばかりのポスターやレコードを部屋に飾るようなものなのかな。。
エンバーさんの奥様は姫路出身のバイリンガル教員。
イスタンブールで関西弁の会話をすることになるとは実に意外でした。
ちなみにエンバーさんは来日してから姫路城が大層気に入ったそう。
名勝旧跡に詳しくないわたしは、へぇーそうなんですか、、としかコメントできず共感しにくい話題でしたが、外国人にも感銘を与える名城がいつもでも遺されますように、とだけ祈りました。
とにかくはんぱない量の天ぷらとワインで饗応いただき、帰りはタクシーでブルーモスク近くのホテルへ帰りました。
次の日のあさのオレンジジュースがとても清々しく、命の水にもおもえたものです。
そんな旅の思い出の恩人に偶然さっきあったけど、家に伺ったことさえまったく覚えていないんだ。
帰宅して妻にそう説明すると
「たぶん。エンバさんはイスタンブールを訪れた日本人を毎月のように家でもてなしていて、誰が誰やらおぼえてないのでは??ただ親切なのは間違いないだろう」
とエンバーさんの日常を推理してくれました。MI6職員をめざしていただけあります。
妻の友人で日本に15年住んでいるベネチア出身のイタリア人がいます。
みんな偏見は承知ながら生真面目なイタリア人をみたことがないらしく、会社の有給取得は気が引けるという発言に信じられん!そんなイタリア人みたことないといわれています。
15年いると環境により性格も変わるそうです、彼女いわく。
かように、住む国や環境によって他人との関係性やメンタリティは変わるわけですね。
なおトルコに親日家が多いのは事実だそうです。
ご興味ある方は江戸時代 トルコ 和歌山でググってみてください。
以上、毎々拙文ご精読を深謝申し上げます。
↓トルコのスター なつかしのイルハン選手↓
イルハン・マンスズ - Wikipedia
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