みなさま、こんにちは。北川です。
雨天休工続きも苦労のかいあって、やっとこ来週中にお約束の2件引き渡し予定です。
梅雨真っただ中ですので、この先も予定変更は織込しながら順次調整してまいります。
さて
先日、ホアキン・フェニックスについて本稿で記しましたが、本日は往年のロバート・デ・ニーロと並びわたしが大好きなジャック・ニコルソンの魅力についてお伝えしたいとおもいます。
ジャック・ニコルソンは1937年ニュージャージー生まれのアメリカ人俳優です。御年85歳
彼の名が最初に売れたのは「イージーライダー」でのピーター・フォンダへの助演でありましたが、のちに1989年「バットマン」で二代目ジョーカーを演じた役者としても有名です。ジョーカーとしてはヒースレジャーのほうが有名かもわかりませんが。
20代からの長いキャリアで近年はモーガン・フリーマンと共演したり、いまやおじいさん役で見た目相応の穏やかな演技をみせ新境地ともいわれますが、50台くらいまでは性格俳優の代表格として有名でした。
オスカー受賞3回、ノミネート13回はそれだけ多数出演作がある証拠ですが、個人的には30回くらいみた「シャイニング」(スタンリー・キューブリック監督)でのキャビンフィーバーにより殺人を犯す元教員の演技が今もって心に強くのこります。
自分の妻に向かって斧をふりかざす演技は、様々な機会で「恐怖」のモチーフとしていまだに画像が引用されていますね。
80年代の円熟期「愛と追憶の日々」なども時代背景と相まってすばらしいドラマなのですが、最初のオスカー受賞作「カッコーの巣の上で」や、前述「シャイニング」それと「チャイナタウン」の一転物静かな探偵役といい多作ならではそれぞれの役にはまる人格をつくりあげる器用な役者という印象があります。
あまり話題になった映画ではありませんでしたが「チャイナタウン」で激情的演技を抑え、理知的な探偵を演じたのもこころに残りますし、さらにマイナーな「さすらいの二人」というイタリア映画での主演も記憶に残っています。とても味わい深い。
どちらも当時のまだ精力みなぎる彼のマッチョな一面を見せながら、真骨頂とおもっている「目線の配り方」が最高の演技に花を添えます。声と鼻のかたちが格好いい。
後年のいぶし銀おじいさん役でも、歯をみせて笑顔を繰り出す演技は変わってないなあと嬉しくなります。
こうなると脚本やストーリーはともかく、役者として居るだけで存在感といいますか「なにかしらの意味」があると見る側が受け取れるのも長いキャリアの賜物なのかな、、とおもいます。
「さすらいの二人」は異邦人であるアメリカ人役を演じるのですが、最後の5分間は「あっと」びっくりするので未見のかたにはぜひおすすめします。
以上、名優をもう一度ビッグスクリーン新作で拝みたい、の巻でした。
毎々拙文ご精読を有難うございます。


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