こんにちは、山口です。

皆さんはWBC決勝は見ましたか?

残念ながら平日だったので、僕は生放送では観戦することが出来ませんでした。

 

準決勝から日本はサヨナラ勝ちをして決勝に進出。

ラスボスのように待ち構えるのは、最強打線を誇るアメリカとの決勝戦と漫画かと思うほど出来すぎた展開でした。

そして結果はご存じの通り、接戦の末アメリカに3対2で見事勝利をして世界一に輝きました。

 

 

今永選手の先発から始まりダルビッシュ選手や大谷選手を含め計7人の投手リレー、幾度もピンチになりながらもアメリカを2点に抑えた投手陣は今大会最強の投手陣です。

特に1次ラウンドから、ノーヒットと完璧に抑えている伊藤選手はもっと評価されるべき選手でしょう。

投手は若い選手ばかり、今後この中から何人ものMLBに挑戦する選手が出てきそうですね。

 

野手陣は調子悪く打てなくても粘り四球を選んで出塁したり、毎日違う選手がここぞの場面で最高の一打を放ったりと、誰かがダメなら他の人がカバーする、これこそ日本の強みであり、『野球』というものを見せてくれました。

また、攻守に渡り活躍したスワローズに所属の中村選手のキャッチングや壁としての能力、リード面等を見てスワローズが改めて強い留学がわかりました。

 

そして、なんといってもメンバーを集め、選手やコーチをまとめ優勝に導いた栗山監督こそ名将であり、最大の功労者でしょう。

 

 

ベースボール発祥の地であり、最高峰の選手が揃っているアメリカ。

過去にも日米野球等で力の差を見せつけられてきました。

ベースボールとは違い、緻密で小技も使い全員で勝ちにいくのが日本の『野球』の伝統的な戦いかたです。

ここに外国人にも負けないパワーも合わさり、多くの人が想い描いていた『野球』だと思います。

そして遂にこの大舞台で、あのアメリカを破りベースボールより野球が優れていることを証明されました。

これは野球ファンにとって、ひとつの目標だった野球で世界一になるというのが叶ったかと思います。

この時代に生まれ、歴史的な瞬間を見て感じれたことに感謝しかありません。

 

終わってみればあっという間で、このチームもこれで終わりで寂しいものです。

それぞれアメリカに残ったり、日本で所属チームに戻ったりとこれからはまた敵同士です。

WBCに参加して熱い戦いで盛り上げてくれた全ての国の皆さん、本当にお疲れ様でした!

はたして3年後は監督は誰になり、このメンバーの何人が選ばれ、新たな戦力はどんなになるのか全然想像もつきません。

次回の大会はディフェンディングチャンピオンとして各国から注目されます。

そこでみっともない真似は出来ません。

連覇をして日本の野球は強くて敵わない、と思われるチームになることを願い、3年後の大会を楽しみに待ちましょう。

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