みなさま、こんにちは。北川です。
東京#1パーティバンドとして名高い、ワック・ワック・リズムバンド(以下WWRB)が結成30周年を迎え記念すべき全曲カバーアルバムをリリースしました。大好きなバンドのひとつです。
6月はリリパワンマン、7月はスカフレイムスとの豪華ツーマンが予定されています。
昨年のライブ本数のすくなさ(REC優先でしかたない)を鑑みると、とにかく出番目白押しです。フジロックにも追加でよばれるのかな
ひとくちに、10人のバンドを30年も続けるのは生半可なことではありません。
なぜかというと、メンバーのおおくは別に正業を抱え、リハーサル(および録音)に全員あつめるのは大抵至難のわざであるからです。
かつて、12人のメンバーを抱えていたビブラストーンのバンマス近田春夫さんがのべていましたが、毎週リハをやらないとライブがこなれないからと、木曜の20時集合で毎週おなじスタジオを押さえていたそうです。
リハもそうですがWWRBもライブによっては管5本のうち、誰かを欠くこともあります。
そんな話をきくと、いわゆる交響楽団、オケの方々が何十人もの演奏者がよくリハと本番とスケジュールをあわせ揃うものだなと不思議な気がします。
因みにスカパラのメンバーはSMA所属で、基本バンドの仕事が正業として十分な報酬を得ていますが、それでもたまにながい海外ツアーへ出るのに、メンバーをそろえるのは難儀するそうです。なにしろ人数がおおいと、リハの前後うちあわせをするのにも場所を探すのに一苦労するそうです。
大所帯バンドにはそんな苦労がつきものなのですが、WWRBが (途中メンバー交代、急逝などあるも)30年解散せずいまなお楽しくバンドをつづけているのは奇跡に近いのではないかとおもいます。
ただ、ライブをみているとわかりますがメンバーみんな・お客さんもそうですが、「演奏を楽しむ」。笑顔で演奏してるところをみるに「好きなことを辞める理由などない」というのが秘訣なのかとおもいます。
リーダーの小池さん(アルトサックス)、相棒の山下洋さん(ギター、モッズ界隈の重鎮)がみんなをリードしてバンドをつづけてきたのですが、写真をご覧のとおりなぜか女性メンバーが多いのも特徴でスライ&ザ・ファミリーストーンを意識してるのかはわからないもののなにしろステージは華やかです。フロント管5人のうち3人が女性。遊び仲間たちであるからゆえ息が合うのかもしれません。
正直とても上手いといえなくとも、パーティバンドとしてお客さんたちを喜ばせるのには十分すぎます。録音では時間かけかなりがんばってゴージャスな仕上がりですし。
おもうに、30年前バンドを続けるにはメジャーレーベルのレコード契約や大手事務所のバックアップがないと金銭的に立ち行かなくなることが常でした。
もちろんメンバー同士の相性とモチベーション、曲を作る能力が枯渇しないことがそもそも大前提ですが、これを大人数のバンドで維持するのはなかなか一筋縄ではいきません。ですので奇跡の30年と記したのですが、逆に本業や副業もあって休み休み続けてきたのと、生き物であるバンドの新陳代謝(メンバー交代)もうまくし、つまりは楽しいからやめられないのが、その歴史の正体なのかなと思います。
25年まえに当時ポリスターからリリースされた「男達のメロディ」は1979年SHOGUNのヒット曲カバーなのですが、山下さんの味のあるボーカルがいまでも大好きです。去年もライブでやってましたし本家がもはやいないので、後世に歌い継ぐのはWWRBしかいないのも事実。山下さんの生きざまと歌詞がぴったりでとても最適なレパートリーとおもっているのは私だけではないはず。
そのほかパーティバンドとして必須のカバー曲がおおいのも彼らの特徴で、スタンダード I will close my eyesは国見さんのドリーミィVOXでトランペットを吹きながら合間に歌うアクロバットをライブでみれます。ライブではドラム・ベースがとても安定していて聴きやすいのが彼らの売りだなとおもいますね。
歴代のフィーチャーボーカルたちも、最新作には記念客演していてリリパでも登場してくれるそう。あのクールで有名な、常に無表情のKTさんもRECで「大好きなバンドでありったけの愛をこめて歌いました」といってるくらい、悲しんでる人もたのしくさせる位、観る人・関わる人を楽しくさせてくれるバンドだなあとつくづくおもいます。
さらにメンバーみんながライブ大好きなので、どんどんゲストオファーが他のバンドからくるのかもしれませんね。また40周年も派手にやらかしてほしいものです。
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