みなさま、こんにちは。北川です。
みちょぱ
はあちゅう
てんちむ
たなかぬ
めいろま
などなど、、、
インフルエンサー、ユーチューバー、ライバーなどと呼ばれる人々が、なぜか一様にひらがなの渾名を自ら考案して、日常を切り売りしては最終的にオンラインサロン等の課金へ囲い込みたがります。
セルフブランディングとみないうものの、承認欲求をスモールビジネスに替えただけのようにみえます。つまりなにか賞賛される芸事に秀でた有名人・芸能人と、一般人との「あいだ」に位置する、街中にいたとしてもオーラは存在しないモニター内だけで饒舌な人物たちのようにおもえます。
アメリカではマスメディアにも珍重され、とてつもない巨額インセンティブを手にする人もいますが、日本人でたぶんそこまで高収入なメジャーアイコンはいないと思われます。世の中でいえば有名人の部類といえましょうが、語弊承知で情報商材を売る人、アフィリエイトに勤しむ人と個人的には区別がつきません。正直、その存在価値と交換されるべき貨幣価値がわかりかねます。
おそらくの想像なのですが、ネット言論の著名人、一見きらびやかなアイコンたちはなにか人より秀でるまで芸事に精進してきたわけではなく、露出がたまさかタイミングよくて認知度が瞬間的にあがった結果のプレゼンスなのではないかとおもっています。
「インフルエンサー」の情報に接するとその人の果たす仕事と価値の相関がよくわからないのですが、評論家でもなく、作り込まれたタレントでもなく、なにを得意とするのかチャームがなんなのかが明確でないように感じられます。エヴァンジェリストのような役割、期待されるインプリメントがわかりにくい。
なぜ世間の耳目を集めるのか???よくわかりません。もっともインフルエンサーの影響をうけるセグメントが10-20代に集中しているでしょうし、「空気や風」のような徐々に現在地が推移していくふわっとしたものなのでしょう。
同様になんとなく、支持者も次々に関心の矛先を変えていくのでしょうか。旬は常に短いのか。個人的に理由が言語化できにくい事象、なんとなく選ばれた注目される選択肢が苦手です。もちろんそういうわたしがロジックに偏りすぎるきらいも自覚しています。
雰囲気のような言語化しにくい、すぐ消えてしまうもの。本人も自信と確信はなくともなんとなくはじめていまもやってる場合もたびたび。ましてやなにか強い主義主張があるわけでもなく、さる著名男性をみてるともののあはれを感じる。人の褌のみで相撲を取る大変さ。さらにはインプレッションゾンビまで周辺に跋扈してきました。
おそらくその端緒は目立ちたがりでなく、ささやかな承認欲求ではあるまいか。各種SNS隆盛は匿名でのインプレッション稼ぎを素人に可能にした。課金されなくとも自分の日常をエンタメとして注目してもらえることに気づくと、暇つぶし以上の情熱を傾ける人。それをフォローする無料の暇つぶしと広告を見続ける人。どちらもいかに多いことか、ほんとうに驚きます。インターネットは閑人のたん壺という業界黎明期の名言がおもいだされます。
テレビをさして理由なく見ていた暇な人々は、こうしてスマホであたらしい暇つぶしをしているのかもしれませんね。そのこころは、よくわからない。とても不思議で仕方ありませんという雑感です。

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