代表の佐藤です
スマホの地図、便利ですよね
昔は知らないところに行くときはあらかじめ地図帳買ったりして、目印になる交差点を設定するなどルート確認して出かけるのが当たり前でした
それでも迷ったりして、今どこにいるかもわからなくなったりして、一旦国道などの大通りまでなんとかたどり着いてリセットしてからルートを再考するなど、ちょっとした遠出すら旅だった気がします
ほんの20年も経ってないくらいのことですから随分と便利になりました
先週、インドですが驚くべき事故が起きました
自動車事故の責任について、ナビゲーションアプリの責任を問うことはできるのか――。こうした問題がインドで取りざたされている。
地図アプリのルートを通っていたら、急に道が無くなって墜落事故となったという
引用元記事にもありますが、もともとこの橋はあったけど川の氾濫で橋が崩落し、その修繕をしていた最中だったようです
開通前の橋が開通したかのように表示した、というより地図アプリの更新が滞っていた、ということなのでしょう
道がなくなるなんて、前をちゃんと見てればわかるでしょ?
と思う方もいるかも知れませんが、様々な道路を経験すると意外と起きて然るべきだなという感想です
運転していて、道路がこの先無いように見えることはよく発生することです
坂道を登って行ってる最中、頂点から先の下り坂はまだ見えません
本来、坂の頂点は徐行することに交通法規上なっています
もちろん、上記のように先が見えないのですから見通しの悪い交差点のような扱い、ということです
しかし、毎日のように何度も通っている道だったらどうでしょう?
経験上、坂の先の勾配も曲がり方も把握しているから、速度を落とさずに進んでしまうのではないでしょうか
これも法規上やってはいけないことですが、もしその坂の頂点の先に駐車車両がいたら
追突事故は免れないでしょう
橋も山ナリの形状になっていることが往々にしてあります
湾岸線のつばさ橋など勾配が強いので、頂点から先は全く見えず、空に向かって走っているような感じです
意外と視覚は宛てにならないんですね
当然、地図帳を宛てにしてその橋に行けば同じ結果になるでしょう
経験則でも、地図アプリでも、結果は同様
運転のスキルでも注意不足とも言えません
意外と多くのことに依存して日常生活は成り立っているし、自己責任で解決できるような"枠"は実はほとんど無いんですね
この記事のタイトル"自立とは依存先を増やすこと"とは、脳性麻痺を持った小児科医師の熊谷晋一郎さんのすごく有名な言葉だそうです
「自己責任」を高らかに言ういわゆる"成功者"たちも結局なんだかんだ環境や時代、人、組織に依存していますよね
なんてツッコんだら、人に依存できないのは自己責任、とだいぶ捻れた反論されるような気もしますが笑
でもそういうことなんだろうなぁ
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