みなさま、こんにちは。北川です。
せがれが先月の中1後期中間テストで数学32点をとりました。50点満点ではありません。32/100です。あほすぎて関係各所みな呆れています。
国語もさっぱりなのに、数学も並以下なのです。英語は辛うじて並。何しろ勉強する時間が少な過ぎます。未来を無視して試験前でも遊んでいるからです。
おそらく方程式、代数がおぼろげにしか理解できていないはず。数学だけではないのですが、1年目からこの調子では数Ⅱのころには完敗であろうか。
そうはいえど。 偉そうにいっておるわたしも数学、算数はとても苦手でした。赤点など当たり前。
小6の受験算数(中1相当内容)に苦戦し鶴亀算、旅人算など毎週無数の演習に辟易しながら時間をかけ対峙していました。
当時週末のある日、たまたま今は亡き叔父がやってきて算数の宿題をみてくれました。ここはこーやろ、あーやろと飽きもせずわたしに考えさせながら教えてくれたことがあった。するといつもの半分の45分で終わり楽に早く寝れて、次の日の塾で叔父の器用さにおどろいた話をした記憶があります。言葉少なだけど最後まで面白くもない数学につきあってくれた親切なおっちゃん
実は生前の叔父とはなした記憶は12さいのその時が最後です。わたしが37歳のときガンで死にまして諸事情で葬儀もなく屍も生前最期の姿もみていません。ただ小学生だった甥の宿題をじっくりとおわるまで面倒みてくれたことだけが記憶にあります。なにしろ、小学生時分わたしの親はそこまでじっくり勉強に付き合うほど気にすることはなかったので。亡き叔父の記憶とは「算数の宿題」だけなのであります。
それはさておき。
中学でも数学だけ3年次に家庭教師をつけなんとか強化しようと1年四苦八苦しましたが、結局数Ⅰでセンスのなさに自ら匙をなげました。時間をいくらかけても結果がまま得られないゆえ、高1で数学を辞めました。英語と社会ではそんなことありませんでしたので。
わたしの出身高校ではスポーツセレクションで入学した生徒があまりに勉強しないので、数学を1年終了時以降カットしてしまう履修逃れをやっていました。これに乗じてわたしも国立大受験は省いて、私立文系の3科目しか高2以降履修しなかったのです。理科も数学もなく体育はあったかな。そのまま大学も経済学部を避け法学部に入学卒業しましたので、以来数学的知識を問われることは皆無でした。
16歳以降に数学の知識を問われることはなく、日常でこまったこともありません。それが倅の宿題や把握度合をみるため、自身の苦手が40年ぶりに試されることとなってしまいました。
いまの塾の集団授業では、先生に時間をもらいコーチングをしてもらう以外に、苦手科目のキャッチアップをしていくのはそう簡単ではありません。つまり個別指導でなければ、親が対処していくしかないということですね。塾もなぜか親のサポートありきなことをしきりにメルマガでいってきます。
算数でつまづく「センスのなさ」のテコ入れは、自分でもうんざりした記憶しかないのでなかなか暗澹たる気分です。いとこである本田技研勤務のRが毎月やってきて、うまくコーチングしてくれないかな。。なんなら有料で家庭教師として。
数学の原理原則、推定能力、(答えがひとつしかない場合の)ロジックの演習は思考のトレーニングとしては社会人になるまえにうってつけです。いまとなってはよく理解できます。当時は何の役に立つのか、、まったく想像もしてなかった、できなかったあほな学生でありました。
どっこい都合の良いそんな淡い期待に添えるほど、20代女性は閑ではない。Rもそれなりに仕事等忙殺されています。
あたりまえですが素行不良も勉強のつまづきや怠慢も、親が必死になんとかするしかないのです。勝手にさらせ、ほっときともおもうのですが。茨の道は長い。数学の出来不出来はあとから覚醒できるものなのか、人の倍時間をかけて追随できるものなのか。自身の経験からはわからない、としかいえません。
毎度拙文のご精読をありがとうございました。

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