こんにちは、山口です。
先日スワローズの球団マスコットである『つば九郎』その中の人の訃報が伝えられました。
一度も成功したことがない帽子を回し投げ被ることが出来るか挑戦する空中くるりんぱ、時事ネタをやブラックジョークのフリップ芸は神宮球場の名物でした。
また、平仮名だけのブログも人気で、読みにくいと思いながらもついつい愛読していた人も多くいたのではないでしょうか。
ひょこひょこと歩き丸々とした姿、独特なユーモアにはどの球団の選手や監督からも好かれ、チームの壁、そして野球ファンのみならず世代を越え日本球界を代表する大人気だったマスコットだったつば九郎はスワローズの選手を抑え幾度もグッズの年間売り上げがトップに立つほどだったそうです。
今月6日から体調不良のため、当面の間は活動を休業する発表してからあっという間の出来事でした。
1994年から登場して以来、2000試合以上も球場で盛り上げてきたつば九郎。
年々スワローズの選手だけでなく、他球団の選手やベイスターズマスコットのスターマンをイジってみたり、盟友であるドラゴンズのマスコットドアラとの掛け合いも人気で度々話題になっていました。
イジってばかりなだけなのかと思ったら、厳つい外国人選手や強面の選手と寄り添い合って愛くるしい姿を見せたりと唯一無二の存在でした。
スワローズも比較的好きなチームなので神宮球場に試合を観戦する日は、僕も密かにつば九郎を見るのも楽しみにしていただけに訃報はショックでした。
昔と比べると客層が変わってきたなどの理由もあると思いますが、昔はマスコットといえば遊園地にいるような手を振っているだけの着ぐるみのようだったのが、つば九郎の人気が出始めたあたりから各球団もマスコットにも力を入れはじめたような気がします。
現在球場に行けば球団マスコットのグッズも豊富にあり、それを持って観戦している人も沢山います。
マスコットなら選手のように移籍もないので、長く使えるのも人気の理由だそうです。
しかし、球団が無くならない限り永遠にいると思われていたマスコットですが、果たしてつば九郎はどうなるのでしょう。
つば九郎2世・3世と新たに繋げて言ってほしい声もあるそうですが、唯一無二のキャラクターであるが故に担当者が亡くなり『つば九郎』というキャラクター自体が変わってしまうならば、ここで引退させるべきとの声もありスワローズは頭を悩ませているようです。
今後はしばらく休業として活動については未定だそうです。
今は羽を休めているだけなのか、空へ飛ぶことが出来たのか…どちらにしても今年のスワローズとのオープン戦は寂しそうですね。


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