課金にも投資という側面がある

みなさま、こんにちは。北川です。

倅が中1の年度末テストにてこれまた、史上最低値を叩き出しまして3名の家族会議でいろいろ紛糾しております。

憤懣やるかたないのは、毎月数万の塾月謝・長期休みの夏季、春季、冬季講習の課金です。金と時間を費し、さして得るものがなかった（特に力点である数学に関して）ことで、半年前から無駄と判断する結果なら辞めてもらう。という結果になりました。

要は塾のシステムを活用できず怠けていた、時間の使い方が間違っていた。と結論づけたことです。個別指導でなく、集団授業で先生は当然個別の質問対応など時間外でないと無理です。但し、自習室のオープン時間が毎日半日レベルでもうけてあり、先生も待機していて、苦手な弱点へ個別対応してもらえる仕組みにたいし、質問にいかず遊んでいたという悪癖が露呈した結果、テストもまるで話にならない徒労に終わりました。

往生際のわるい、自分に都合よい理屈をこねる倅は、散々半年前から伝えていた「いまの方法論があってないなら、代えるしかない」となりいざそれをつきつけられても、次がんばるなど半年前とおなじ逃げ口上で塾をかわりたくないなど御託をならべます。幼稚園児のような意固地でほとほと嫌になります。

もちろん、大人のする仕事のようにインプリメントを毎月求めたわけでなく、あくまで子どもが塾の仕組みを利用して埋まってない穴を減らしながら学習をすすめるという合意で半年猶予をみていた。定期テストが都度その指標ともはなしていました。

ですが試験前の準備時間がどうにもすくなく、まさか遊びに行ってるようでは弁解も聞く気になれないものです。子どもといえどある程度の時間管理、禁欲もことあるごと説いていました。が、どうにも記憶から抜けていたようです。

さる個別指導の先生によると、子どものモチベーションとは大人より曖昧なもので、実際のところ模試や定期テストでスコアが鍛錬の末アップする。そこでようやく下げたくない、さらに上も望む意欲につながるといいます。

子どもの意識や数年レベルの視野の持ち方とは、実際梃入れが難しいので、目先できちんと成果を刻むしか確実なことはいえないのでは。というかなり実績をお持ちの大学生講師の弁です。とにかくこまめに指示を与えアチーブメントを確認していくのがほとんどの子どもにあてはまるとか。見張りが必要

ここまできて、業を煮やした家人は

「課金とはすなわちあなたへの投資なのだが」

そう倅に嘆き説諭をのたまう。

真人間の成人になるまで、のち経済的に不満すくない生活を日本で送れるよう、いまのあなたに投資をしてきたが、まるでだだ下がりするクソ株とかわらず、期待する決算内容などなくまるで無駄になっている。いまいま株主へなにかまともな開示ができるのか？当人へそう怒りをぶちまけます。

比較や例えはやや強引でありますが、金銭と時間の重要性はその通りです。中学生なら理解しうる。

すなわち、期待できる材料ない株は買い増しできないと言い渡したわけです。もちろん前述のとおり半年まえに、まだ待ちはするが限度は2月とも前もって伝えてありました。

おもえば、集団指導のスイミングスクール、公文式教室でもやたらと友だちと遊んでしまい、プログレスが遅い、やる気がいまひとつ奮わずと効率わるく辞めてきた実績の持ち主なもので、よく考えるとまたおなじ轍を踏んでる気もします。

母親の欲目として成長してるはずであり失敗は繰り返さないだろうと、本人の希望に沿い習い事や塾の選択を決めてきた経緯の末がいまなのですが、なかなか子の考えを尊重しがまんして持ち株をホールドしつづけるのもたいへんなものです。

来月からは株主のイニシアチブに沿い指南はいりますので損切りせず済むよう見守るばかりです。

かくも育児とはじつにがまんの連続であります。