こんにちは、山口です。
遂に日米ともに野球のシーズンが始まりました。
ベイスターズは当初の予想通り投手陣は仕上がりが良く、ピンチを招いても安心して見ていられます。
どの投手も試合を壊すことなく自信を持って投げているので、見ていて次回の登板も楽しみになります。
野手は打線が大爆発までとはいきませんが、梶原選手や松尾選手といった若手や新加入の三森選手などの新しい選手が活躍してチームが活性化し攻め方にバリエーションが増え、良い流れだと思います。
まだまだ、始まったばかりですが今年のベイスターズは近年で一番チームとして安定していて期待の持てるのではないでしょうか。
プロ野球が始まり1週間経ちますが、ベイスターズだけでなくプロ野球界は今年もやや投高打低気味のようです。
逆にMLBでは打高投低気味で、ホームランが多く見ていてワァーっと盛り上がる試合が今のところ多めです。
ボールの違いは勿論あるのですが、他の要因として主にヤンキースの選手達が仕様している普通のバットとは異なる形をしたバットにも秘密がありそうです。
このバットというのが「トルピードバット」と呼ばれる物で、そのバットの効果なのか3試合で計15ホームラン。
他にも長打も多く正に打線が大爆発といったところ。
野球規則の範囲内で違反ではないものの、グリップ近くが太く、ヘッド部分は細くミートポイントが厚くバレル率を高めた作りのトルピードバット。
今までのバットの形と見比べてみると形の違いが良く分かり、見慣れないためか異様です。
MITの研究者を招聘して開発されたこのバットは、それぞれの選手を分析し、それぞれ一番当たる場所に芯を持ってくるといったシンプルな考えから考案されたバットでMLBでは革命が起こっています。
特殊なバットを使用して長打を量産することに賛否両論の声がありますが、僕はこのバットには賛成です。
なぜなら、最近は投手のレベルアップに打者が追い付いていなかった点。
短期間で新しいバットを使いこなせる打者の能力の高さや、適応力の凄さによるものでありバットだけの力ではないこと。
データを元に考え作成された研究の成果で、これが近未来的スポーツのあり方です。
これをダメだというのなら全てのデータ解析の否定、そして、道具は全て皆統一された物を使用しなければならないでしょう。
また、このバットが違反でない限り、他球団の選手も作成して使用するのは自由なはずです。
現にツインズやレッズの選手などもトルピードバットを使用している選手達もいます。
逆にホームランバッターであるヤンキースのアーロン・ジャッジ選手は、トルピードバットは使用せず従来のバットのまま今シーズンもしっかりとホームラン打っていて、使用するorしないは各自の判断です。
今だけ見ていると、トルピードバットを使い、今まで長打が少なかった選手が打ちはじめ今シーズンは打高になる可能性はあります。
しかし、トルピードバットも万能ではないはずです。
それなりの能力がある選手が、適切な使用方法で初めて効果が発揮される道具の一つに過ぎません。
また、打者を抑えるために今度は優秀なMLBのデータ班が奮起して、すぐに弱点を見つけてくることでしょう。
その繰り返しで選手も道具も進化していけば良いのではと思います。
まずは何でも否定せず、野球ファンとして純粋にトルピードを使用したらどんな記録になるのかデータとしてワンシーズは見てみたいですね。


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