こんにちは、山口です。
先日からプロ野球は交流戦が始まり、両リーグのチームが普段対戦することのない相手に戸惑いながらも戦っていることでしょう。
ビジターの場合は対戦する相手選手だけでなく、球場もプレー回数が少ないグラウンドでは照明やボールの見え方、風やフェンスまでの距離、ボールの跳ねかたも全然違います。
勝つためには、いかに早くビジターの環境に慣れるかもポイントかもしれません。
そんな交流戦ですが、ベイスターズは初戦はイーグルスとビジターの試合から始まりました。
交流戦でビジターの場合、普段とは特に大きく違うのはDHの有無ではないでしょうか?
普段セ・リーグでは無いため、DHに誰を何番で起用するか定まっていません。
DHの起用方法により攻撃のバリエーションや得点力がかなり変わってくるため、貴重なDHをどう活用するかは非常に大事になってきます。
そこで三浦監督がDHに指名したのが、約1カ月ぶりにこの日から1軍に登録された筒香選手です。
筒香選手といえば4月はスタメンで出場していたものの、なかなか結果が出せず5月1日に2軍行きになっていました。
ファームで結果を残し2軍コーチ達からGOサインも出て1軍に戻ってきましたが、本当に状態は大丈夫かな?と思っていた人も多いと思います。
結論からいうと、この試合は筒香選手のDHでの起用は大正解でした。
チャンスメークに勝ち越しとなる押し出しの四球を選ぶ等、2打数1安打1打点3四球と大活躍。
攻撃では、とにかく何としてでも出塁して、ひとつでも前に進むことが大事です。
ヒットでなくても3四球で出塁している筒香選手は、価値としては猛打賞と変わりません。
四球ばかりで打撃が好調に戻っているかの判断は出来ませんが、選球眼が戻り余計なボール球に手を出さなくなっているのは確かです。
以前と違い、これならDHが無い時に代打で出場も期待が出来そうです。
この日の試合は雨による試合開始の遅れとグラウンドのコンディションも悪く、投手にとってはベストな力が出せない試合だったのはありますが、筒香選手をはじめベイスターズの各選手は相手投手の球を良く見極め計8四球も選べていました。
最近の試合はなかなか打てず点が取れない状況が多々ありましたが、この試合のように大量に打たなくても四球を選んだり、相手のミスを誘えば勝てる試合はあることを改めて感じられる試合だったと思います。
これからも打線や選手それぞれ調子の波は絶対にあります。
その中でもこの試合のように一人一人が、打てないなりにも四球で出塁したり、エンドランでミスを誘うなどすることができればチャンスは広がるはずです。
ホームランばかりの強力打線もいいですがシーズンそれだけでは毎回は勝てません。
この試合のような投手に嫌がられるような嫌らしいことも継続して、得点力のアップを狙ってほしいですね。


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