みなさま、こんにちは。北川です。
最近母が白内障の手術を両目にうけました。 いまや日帰り手術、親知らず抜歯くらい気楽なものですね。
札幌医科大学に、武政伊知朗教授なる高名な外科医がいらっしゃるそうです。もともと大阪の勤務医であったのを招聘したそうで、現在58歳。そんな紹介をTBS番組でみました。
内視鏡術式の高度な技術が世界的に有名だそうです。ちなみに心臓外科医、その他外科医の技術の差異はほぼ「臨床例数」すなわち踏んだ場数の差が影響するそうで、とにかく寝る時間を削り、診察と手術に20代から励んだ結果、高名になっていくか、管理職として経営に舵をきるかという分かれ道があるようです。
順大の小児科外科医 山高篤行教授も、類まれな技術と臨床数の多さで有名ですが、おとなの外科医では上村先生しかり札幌には名医がおおく代々薫陶をうけているみたいですね。
わたしの同級生もわざわざ北海道大学を卒業して、札幌で勤務医をしている男が1名います。
こうした職業別のドキュメンタリーは感動ありきの演出が批判をうけることもありますが、ときにサラリーマンにない人間的なやりとり、人間同士の信頼の置き方などが強調されます。
武政さんの場合、実母への接し方、家族を助けられないでなぜ医師といえるのかなどの発言が「なぜこの仕事をつづけるのか」の答えあわせのような表現になっており、飄々としながら自分が後進指導も含め、仕事でこれからも研鑽要する内容がみえており、表情がいきいきしているのは実に印象的でした。
よく優れたリーダーの条件としてあがる「機嫌よく毎日すごす、人に接する」をふつうにやっておられ、TV番組をみるかぎり泰然自若を地で行く、患者さんの暮しや意識をよく想像することができ、信頼得る会話ができる名医に見えました。
名医 とくに手術を要する治療で、いまや隣県まで探し回るのはみな同じかとおもいます。
わたしも生涯で1度、左ひざ全十字靭帯再建手術をうけたことがあります。関節に関する術式は整形外科の領域です。当時の勤務先社長から紹介をうけ、中野区富士見町の佼成病院へ26歳の7月に入院したのですが、自宅からほど遠い整形を予約したのは、世の中の整形医師がどこも手術予約がとりづらいというただそれだけです。それでも1か月まっての入院でした。
執刀医と担当医と2名の医師紹介をうけ、月曜の手術まえに土曜入院のまえまえのりです。それと足の関節の場合、リハビリ時につかう装具(可動式のギブス)を注文せねばならず、型をとって2週間まえに注文したオーダーメイド装具は11万円しました(保険外決済)
二人の医師はなにも高圧的なことはなく、町医者のように親切で不満などなかったのですが、25年まえの術式は内視鏡がなく、切開しての手術は5時間もかかりました、、、縫合17針でしっかり高熱もでました。
予後も毎日病棟に様子をみに来てくれたのでなにも不安はなく、リハビリの合間に椎間板ヘルニアで入院している女子たちとなかよくなり、それは気楽な入院でした。
但しそんな気楽な入院も、あとで看護師たちから聞いた話では、小児科部長が飛び降り自殺したり、結局わたしの担当医2名もほどなく退職されるなど、病院としては「火の車経営」で、世の中の総合病院の9割は赤字経営であるのをまざまざとおもいしらされました。つぶれることはありませんが、保険診療のむつかしさを垣間見ました。
亀田病院ほか一部の病院に患者さんが集中するのはよいとして、折角医師になった20代の若者 とくに女性たちが半ば絶望的な職場環境にこの職業を諦めるはなしも聞きます。地方では医師不足も顕著で、いくら年俸を釣り上げても成りてはこない。
そんな惨状をきくと、どんな逆境でも諦めなかった漫画の医師 ブラックジャックを思い出します。
架空の人物ですが、周囲の医師を叱咤しながら一人でも多く命を救うのがこの職業だろう。と高説理想宣う彼は医師の原点のようにおもいます。医師になった人物の多くが読むマンガだそうなので、胆力で見倣ってほしいもの。外野からそう切にねがっています。
看護師ほか医療関係者が、すこしでも仕事しやすい世の中へとなりますように。
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