板金鋏を手作りって、どういうことだ?

代表の佐藤です

先週書きましたが、直徳さん(https://www.naotoku.com/)の工場見学に行ってきました!

予想していた以上に面白かった!
面白いというか興味深いというか

直徳ブランドを使う理由がありますね
それは板金屋さんもそうですが、取り扱いの卸・販売店にとっても

実は知らなかったのですが、株式会社直徳は、有限会社岩上製作所が製造する鋏などを販売する会社だそうです
経営陣は一緒なので直徳=岩上製作所とも言えますが、さらに直徳では鋏以外の大型加工機械の代理店であったりオーバーホールやリブランドしたりといった事業も行っているので、ある種の「看板」「ブランド」を担っている屋号として『直徳』が存在しているとのことでした

加工機械は第二工場の方にありまして

メーカー問わずオーバーホールや手動機械の動力機械化など手掛けています

大型加工機械
現場加工機械
直徳に盛光が

さて、板金バサミはカタログなどで謳われているのが「手造り」というもの

手造りっていっても、型で作って研いでカシメてって事でしょ?

なんて思ってた自分を叱り飛ばしたい!

刃の鋼をつけているところ

ほんとに手造り!

ハサミのボディとなるところは5mくらいの鉄の角材から必要な長さに切断します

刃の部分は別の鋼材プレートをのせて炉に入れて、ハンマーで叩き込んで溶着させています

諸々10数工程を経てハサミになっていきます

  

最終チェックは社長が

0.8㍉厚のステンレス鋼板(硬い!)や、三重四重に折り込まれたSGL鋼板(硬い!)をパチン、パチンと切ってテストします
チェックは、個人個人の手癖で切れる切れないが発生しないように「手のうち」のテクニックは使わずにするのがポイント

何の変哲もない鉄の塊が伸ばされていく様子

 

鬼滅の刃の刀鍛冶の里みたいです!

刀は武士の魂という言葉もありますが、ハサミは板金屋の魂かも知れませんね

ハサミ研ぎの講座に関しては、ちょっとカシメを緩めたり締めたりのやり方など本当に現場で調整するとかそういった内容でした

といってもマイナスの意味ではありません

ここまで作っている様を見せられると痛感します

研ぎや調整、修理はやはりメーカーさんにお願いするのが間違いない!

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株式会社高木

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