みなさま、こんにちは。北川です。
いよいよ秋らしい乾いた空気になりましたね。
紅葉には気温低下が不足、11月までおあずけですが自宅近所イチョウの下は踏まれた銀杏だらけで、近頃たいへん香しい限りです。
本日は先週無事勝ち点3を得られた、WC予選第4節日本vsオーストラリア(以下AUS)の簡単なレビューをしてみます。
ちなみにサウジとAUSが日本が属するBgrpの勝ち点上位2位を維持しています。
近年のAUS代表はかつてのトヨタカップのおまけから脱してWC本戦でも度々登場するほどの躍進をみせています。
本来、イラク・韓国と別グループになった日本はもうすこし楽に予選を通過するはずだったのが、初戦オマーンをおとしたため現在Bgrp4位です。
今回ゲームでのコンサーンは2点あります。
AUSの選手起用、采配がうまくいかなかった幸運もありましたが、日本チームの収穫がおおきく二つあったと見るべきかとおもいます。
1ハイプレス
いわゆるプレス(マーク相手へのプレッシャー)を強度を保持しておこない、相手側にカウンターの脅威を印象づけてラインをおしあげる戦術が奏功。
そもそもはリバプール方式と俗に言われますが、中盤MF2枚の縦上下動を運動量豊富に行い、得点へのビルドアップを助ける。
ケイパビリティに余裕をもたせる。日本では守田・田中の役割です。
さらにハイプレスとは
ザルツブルクで鍛えられた南野拓実が正確な「外切り」プレスでサイドバックへのパスコースを消しながら、中央に誘導しながらパワーで圧倒する伊東純也がセンターバックまで圧力を強めていく。
すると相手チームはビルドアップをおこなえず、自陣ペナルティエリアを固める流れとなる。
前半8分も南野からファーサイドへのクロスを田中碧がひさびさに決めホーム戦に安堵をもたらしました。
(冒頭バストアップの画像が田中選手)
しばらくはこのメンバーで(代替もありながら)戦術を維持していくかとおもわれます。
2川崎F出身選手のタレントぶり
現在、わたくしの住む地元某区出身の選手が増えたフロンターレなのですが、J1でこの数年無双、またそこからヨーロッパへ旅立ち活躍する選手も複数あらわれています。
1で挙げた守田・田中もそうなのですが、元川崎独自の特性が挙げられます。
以前に監督を務めた風間さんの思想にもとづくとされますが、独特な「フリー」の感覚、すなわち普通の選手がボールを受けられない局面でも、受ける足を指示しながら
彼らはパスを要求するタイミングがあります。
マークが近くてもボールを要求しダイレクトでボールを返すことでビルドアップをサポートする。
風間さんが強調していた「止める・蹴る」の重要性は中村憲剛もこどもへのアドバイスでもまっさきにあげるくらいサッカーの基礎なのですが、それがプロの試合でどれだけ役立つかの証明と感じます。
ときに自分を犠牲にして味方をフリーにする、ポジショナルプレイが川崎出身者には顕著であり、三苫もふくめ代表入りメンバーも増えましたので、チームへのコントリビューション、機能性を増す役割をはたすことも多いかなと思われます。
ちなみに能力、プレイはまったくレベチですが久保建英もフロンターレユース出身ですね。
富士通による強化費用も桁違いですが、うっとりするようなプレイをみせてくれる選手をこれからも輩出してほしいな、そうおもいます。
以上2点が先週のゲームでの気づきですが、本線出場まで残り6試合、勝ち点1は毎試合期待したいところです。
以上、サッカー日本代表戦の簡単なレビューでした。
毎度、拙文御精読をありがとうございます。


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