みなさま、こんにちは。北川です。
過日、知人宅にて。
酒を飲みすぎて腰がぬけたらしく、その日泊まる地点までの約500mくらい。20代の親しい女性をわたしの背中に担いで運んだことがあります。
自分の子ども以外をおんぶしたのは数名しかありませんがそのなかのひとつ。よく会う保育園の先生で体重40kくらいですし難儀でもありませんでした。関係ないですが素直過ぎて詐欺にあいやすいタイプの人です。まあ、首のうしろから酒臭い息がしなくてこれ幸い。
いつもおもうのですが
なぜ女性は年令問わず、ときにえらく深酒しては「正体不明になり、記憶を失う」もしくは「目が座ってクダを巻くのか」じつに不思議で仕方ありません。
先日夜中乗ったタクシー車内の足元にミュールが一足落ちており、運転手さんに忘れ物を告げると、まえのお客さんが正体不明なため付き添いも無理やり乗せたが結局担がれて自室に裸足で放り込まれたとか。
アルコール消毒もほどほどにしたほうが、個人の信用や評判も傷つかずにすみますね。
かとおもえば。
私の妻は身長が25センチ違うわたしを「担げる」というか。結婚したころ青山を散歩していて、急に背中に乗れといわれ担がれ、彼女が10m坂を登ったことがありました。いつどこで倒れてもだいじょうぶだ安心しろ、と言われた記憶があります。
酔っ払いの所業ではなくて、まったくシラフの昼間。当時は突発的にいろんなねたを繰り出すひとだなーとおもっていた中の一コマです。最近はノーマル化、ノームコア化していましていたって平和にはなりました。
「担ぐ」と「担がれる」
この現象を考えてみます。
みなさんご存じのとおり、人を他愛無い嘘でだますことを「一杯担ぐ」といいますね。それくらいならかわいいものなのですが、倒れた人間、成人を担ぐのはなかなか状況により躊躇するのは事実です。
目の前の突発的な事象に、どうしたら一番よいのか。一瞬迷うのはよくわかります。戦場にいれば倒れた人間が生きているなら担いで避難しますが、在野でいそいでどこかへ運搬するのは、脳震盪ならば動かすのをためらいますし、病気や気絶の場合、やはり背中でもしも絶命されるとなると気が進みません。
となると、怪我や飲酒により動けなくなった人以外は救急車を呼ぶにこしたことはないわけであります。一刻を争う時以外。
人生で自分が担がれたことは記憶の限り2回あります。そのひとつは前述のとおり。もう1回は30代独身の時分。
ウォッカを飲みすぎてまさかの自宅まで3分の店から担がれて帰った羞恥全開の事件がありました。
午前5時半で人目には触れず恥をかくことはありませんでしたが、翌日全方位へお詫び行脚にいそしむとともに、胃液が口から逆流した結果、器官が荒れまして4日間なにも食べるきにならず、ゼリーだけ飲んでました。ほんとうにただ愚かとしかいえません。それ以来胃液がでるような事態は回避し続けています。ダメージが大きすぎました。
そう考えますと、結婚していてストッパー/コントローラーが自宅待機しているのは、惨事防止に適した案外合理的解決であるきもします。いうなれば家で飲酒しているのが一番平和ですからね。というわけで糟糠の妻に献杯は欠かせません、いつもありがとうございます。
さいわいにして、わたしを担いでくれた妻を「一杯担いで」激怒されるようなことはありません。歳を取ると冗談が通じなくなるのはスクエアな人間の特徴ですが、生きづらさでもあると思います。
たまには羽目外して人樣のご厄介になるくらいがちょうどよいのかもしれませんね。
毎度、拙文御精読をありがとうございます。
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