こんにちは。工事の吉野です。

とうとうこのタイトルです。伝説のプロレス団体W☆INGです。キッカケはこの方です。㈲NEXT  ルシアンシャット代表の三宅綾さんのご自宅のリフォームをさせていただきました。

ドックブリーダーの三宅さんと犬が苦手な吉野

三宅綾さんは元IWAタッグチャンピオンのプロレスラーです。パートナーは殺人魚雷コンビで世界タッグ王者、シングルでは三冠ヘビー級王者のキャリアを持つスティーブウイリアムさん。僕が三宅綾選手の試合を初めて見たのは今から28年位前です。三宅綾選手はデビューして間もない若手で早い試合に出ていました。当時W☆INGの会場では選手が気さくにサインをしてくださりました。すごくフレンドリーな団体です。

そんな空気が変わるのがプエルトリコ軍団やサリバン軍団が会場入りする時です。プエルトリコ軍団の親玉はビクターキニョネス氏。彼の後ろにはブォンブォンとエンジン式チェーンソーを振り回すレザーフェイス!流石に近付けませんが、キニョネスは握手には応じてくれます。

会場の入口には有刺鉄線とバットが無造作に置いてあったりします。スリリングかつ牧歌的な雰囲気、めちゃくちゃと言えばめちゃくちゃですが、この雰囲気がたまりません。当時のプロレスは全日本は四天王プロレスが産声をあげ、新日本は世代闘争、UWFは分裂し、ユニバーサルは独自のルチャ路線、SWSは崩壊寸前、そしてデスマッチは大仁田さん率いるFMWとW☆ING、女子は全日本女子プロレス、LLPW,JWP、FMW女子と多団体時代が幕をあけていました。

その中でもW☆INGはメジャー経験者がほとんどレギュラー参戦しておらず、最も格下だと思われていました。エースの松永さんは新日本に少し参戦した程度(誠心会館所属)、ヒールのエースであるミスターポーゴさんは新日本に入門しましたが、海外武者修行をしたままプエルトリコに定着し、他の選手はキャリアが浅く、設立したものの崩壊は時間の問題と言われてました。第一次W☆INGは早々と崩壊しました。

第二次W☆ING(WINGプロモーション)になり、格闘三兄弟路線からデスマッチ路線に変わり奇跡が起きます。『松永選手のバルコニーダイブ』後楽園ホールの二階席バルコニーから一階席にいる相手レスラーにダイブしたのです。非メジャー団体出身者が週間プロレスの表紙を飾りました。当時の週間プロレスの表紙は、その週で最もインパクトがある出来事を表紙にしていました。プロレスの世界は『格』というものが大切ですから、愛知県の空手道場(誠心会館)出身者が週間プロレスの表紙を飾るということが、どれだけ大きな出来事だったのかがわかります。FMWも何度か表紙を飾りましたが、大仁田さんは全日本出身者です。インディー出身者の週間プロレスの表紙は松永さんが初めてではないでしょうか。

当時はラグビー選手としては進学しても関東2部でレギュラーが取れる(恩師である石井先生の評価だから間違いはありません)と言われていました。進学してラグビーを続けても社会人では厳しい。いっそメジャーでは身体が小さいけど、インディーならプロレスラーになれるかなと漠然と思っていました。そんな中での松永さんの表紙です。僕にとって松永さんを含めたW☆INGは希望の星でした。

結局膝、腰、足首、肩、肘、手首、首に怪我を抱えてしまいプロレスラーの道をアッサリ諦めましたが、W☆INGは僕にとって多くの夢を与えてくれました。『一寸の虫にも五分の魂』と書かれた週間プロレスの表紙。決して人間として優れた部分が無い僕にはプロレスラーとして恵まれた能力を認められたわけではない松永さんとポーゴさんが有刺鉄線をグルグル巻にしたバットを手に戦いプロレスラーとして脚光を浴びる姿は、とても輝いて見えました。能力が無いなら全力で知恵を絞る、全力で魅せる姿勢は僕の生き方に大きな影響を与えました。

デスマッチ団体が2つ同じ国で興行している状態ですから企画合戦状態でもありました。FMWは大仁田さんのカリスマ性で団体を引っ張りましたが、ノーロープ有刺鉄線電流地雷爆破金網デスマッチなどという麻雀だったら数え役満になりそうなデスマッチをしていました。W☆INGはやはりファイヤーデスマッチでしょうか。月光闇討ちデスマッチやスクランブルバンクハウスデスマッチも素晴らしいです。FMWもファイヤーデスマッチをやりましたが、失敗に終わりました。温度が上がりすぎたようです。W☆INGのファイヤーデスマッチは大成功でした。火の中に松永さんとポーゴさんがいる絵だけでじゅうぶんカッコいいですね。

また松永さんにしろ三宅さんにしろ立派なのはセカンドキャリアで成功されているところです。松永さんはステーキ屋さん、三宅さんはドックブリーダーとして成功されています。何度も挫折を繰り返してもプロレスラーになる夢を実現された方ですから元々備わっている情熱とかの度合いが僕のような凡人とは格が違うのでしょうが、やはり永遠に尊敬し続いていきたい方々です。

ちなみに松永さんのステーキショップ『ミスターデンジャー立花本店』にステーキを食べに行っても緊張して松永さんに話しかけられません。たぶん一生無理です。三宅さんがプロレスラーかと確認は最初に奥様にしました。どうやら現役時代を知らないようで、大スターだと説明しました。奥様がいなかったら確認すらできなかったでしょう。案外引っ込み思案なんです

三宅綾さんの会社https://www.petstation.jp/sp/shop/next屋根は弊社でリフォームさせていただきました。

三宅さんからドックブリーダーとしての仕事の難しさ、厳しさをお聞きしました。生き物相手ですから24時間戦えますか状態です。ワンちゃんと出会うなら三宅さんのような真面目で熱意あるブリーダー様の所が一番良いと思います。

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