みなさま、こんにちは。北川です。
以前、近所の知人Yさんが長野県黒姫高原に移住するはなしを、都合2回しました。
4月も過ぎとっくに引っ越したものとおもっていたら先週末、近所の某所にいたのでびっくりしました。
「週末は毎週神奈川にいるの???」
「いや、長野は延期になったんよ」

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そう、移住は延期されていたのでした。
まったく知らなかった。。
詳しくは書けないのですが、Yさんがオーナーを務める小さな飲食店の店長さんが急遽辞めてしまったそうで、バイトの男の子一人に任せるには荷が重いとお店で日々お客様対応をしているようです。
Yさんは安請け合いといわれるくらい、誰かになにか持ち掛けられたり、自分がおもいついたことをすぐやろう!と身を乗り出しますが、いざそれが頓挫したとき、まったく惜しいだとか未練を一切人前で言いません。
今日と未来しかみていない。
これは結構すごい術やな、と個人的におもいます。
うまくいかないこともあるのは当然わかっていて、それだけ多くのチャレンジをしている。
ただし、一時断念したこともけしてわすれず
かならずやるよ、だけどいまは仕方あるまい。静かにそういうのです。
Yさんは正業だった正規雇用の金融機関を昨年退職したので、小さな飲食店のわずかな売り上げだけで一家4人はとても生活できません。
ましてやお店でかつて何人もの二毛作候補者と打合わせては、話が立ち消えになるのに愚痴のひとつもこぼしたかったはずです。
レジリエンス、というメンタルヘルス用語があります。
挫折しても立ち直る胆力、のような意味で使われます。
Yさんは昨年から初期ステージの癌除去手術を2回受けており、なおさら好きなことをして生きたい願望があるようで、頑強なレジリエンスの持ち主といえます。まだ40代ですから。
おもえば飲食店をオープンさせたのもコロナ出現と時をおなじく約3年前で、まともに営業してる日にちのほうが少ないくらい苦難の連続。
にもかかわらず、長野行きまで昨年は決めて、店もリモートオーナーとして続けるつもりであったこだわりはやりたいことをすべて実現したいがゆえでしょう。余命宣告受けた訳ではないのですが。。
Yさんの家族も自由に生きる彼を支え、子どもたちも逞しさをきっと見習ってくれることとおもいます。
この先あらたな店長を発掘したら、黒姫でセカンドライフを一家揃って満喫してほしいものです。
Yさんとご家族に幸多かれと願います。
以上、捲土重来を期す鉄人の巻でした。
毎度拙文ご精読をありがとうございます。
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