代表の佐藤です

10月1日から悪法インボイスが施行されています。
消費税2500億円歳入増に対して、全国で毎月約3400億円分のコスト増、年間で4兆円超える負担増という試算が出ています。

「まじで殺しにきてる」10月開始のインボイス制度、2500億円税収増にかかるコストは年4兆円…「生産性激落ち」で批判殺到
https://news.yahoo.co.jp/articles/4901ce5f1c594734260f5edae15c622e01e7652b

「フリーランス」とか、「新しい働き方」とか、「生産性向上」とか、散々煽った挙げ句、それらを潰しにかかっているのです。

「いやいや、消費税を預かってんだからそれを払うのは当然だ」

違います。
消費税は預り金ではありません。

判決確定「消費税は対価の一部」――「預り金」でも「預り金的」でもない
https://www.zenshoren.or.jp/zeikin/shouhi/060904/060904-1.html

「いやいや、預り金で無いにしても国を支える税金なんだから負担するのが当然だろ」

違います。
税は国家の財源ではありません。
政府や民間の負債が貨幣であり、負債こそが「税の財源」です。

明治政府から、日本の通貨は「円」になりましたが、江戸町人たちは「円」なんて持ってませんよ。
明治政府はどこから「円」で税を徴収して公共事業(富国強兵)をしたんでしょうか?

金の大判・小判で江戸町人に払った?
江戸町人はその大判・小判を「円」に取り替えたんでしょうか。
だいたい、なぜわざわざ「円」なんかに取り替える必要があるんですか?金銀の方が好きなんですよね?ピカピカしてるし重いから。

そもそも、その「円」を作っているのは誰ですか?

論理を逆転してはいけません。

下水メーターで100リットルしか排出しなかったから、上水は100リットルしか買いません、とはなりません。
下水メーターで測れるのは排水管に流れる流量だけです。
庭の草木にあげた水、道路に打ち水した水、自動車を洗った水、それらは単純な下水メーターでは測れません。
補正用の各種センサー・計器で「そうであろう」数値を補正して水量を算出していますが、あくまで「目安」です。

税収は、景気判断の「目安の一種」に過ぎません。
目安に過ぎないものの税率を変更して増やしてしまうと正確な景気のデータが取れなくなります。

本来、景気が良くなりさえすれば税収は増えていきます。
先の水道の例えでわかると思いますが、下水の補正量を増しても上水が増えているわけではありませんよね。

「税が国家の財源」という考え方は、事業を行う人のある種のモチベーションになっています。

俺の働きが国を支えてるんだ!

良い心がけです。景気が良いときは。

しかし、ひと度景気が落ち込むと、その「俺が支えてる」がいつしか「働かないヤツが俺の足を引っ張っている」に変貌します。
通常、ルサンチマンというのは弱者が強者へ覚える嫉妬です。
それが強者に余裕が無くなることによって弱者の救済は逆ルサンチマンになってしまう。

弱いものを叩いたところで世の中は一歩も良くはなりません。

しかもその叩き方が冒頭に書いたとおりの根拠のない誹謗中傷です。
単なるイジメです。
子供のイジメが無くならないのは大人が人をイジメてるからですよ。

しかも、普段「規制緩和しろ」と大声を上げる人ほどインボイス推進です。
インボイスこそ、スタートアップ、小規模事業者が新規参入するのを阻害する規制ですよ。

税が財源という「増税クソメガネ」を外しましょう。

さかさまに見えちゃうクソメガネかけたまま何か考えても良くなるわけがありません。

イジメがある学校で生きたいですか
イジメを隠蔽する人尊敬できますか
傍観者もイジメの加害者ですよね

そしてイジメてる側も傷がついてるんですよ、自覚が無くても

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