2022年も忘年会を行いました

代表の佐藤です。

先週末、弊社株式会社高木は、スタッフと仕入先様各社担当さんを労う会、忘年会を開催しました。

昨年に引き続き、

横浜ビール株式会社運営の「驛の食卓」が会場だったのですが、昨年とは大違い!

店中人だらけ!

昨年は少人数でゆったりできたのですが、ほぼ満席の店内は活気あふれて会話もままならない状態でした笑

良いですね。
やはりこの時期はこうでないと。

忘年会の挨拶でも話したのですが、例の感染症がはじまった年は、我々建築業界の端っこ業界はあまり多くの影響はありませんでした。
なぜなら、飲食業界などの「早い」業種と違い、小規模の工事でも、計画から竣工、費用回収までのスパンが長い「遅い」業種だからでしょう、と。

そしてその遅れてきた悪影響で、建築業界はどんどん疲弊していっています。

業種別就業者数のトップ5は、1位:製造業、2位:販売・卸業、3位:医療・福祉、4位:建設、5位:サービス業となっています。
そのうちの製造業や卸業、サービス業というのは、相手にする業界が多岐にわたるため「業種」とくくるのはあまりに乱暴です。
正味での業種という意味においては、建設業は医療・福祉に次ぐ割合をしめる業界と言えます。

その建設業は、バブル崩壊を前後に、あらゆる公共工事をナントカ族議員の既得権益だなんだと的外れな世論が異常に煽られ、「無駄な公共投資をヤメろ」というのを合言葉に事業費を削られ続け、事業者はピークの半分以下まで減少してしまいました。

そのため、林業は衰退し、鉄鋼は需要不足の国内を見限って海外に活路を見い出すなど、建設業の衰退が日本国内のあらゆる産業にダメージを蓄積してきました。

港湾建設の衰退で、巨大化している輸送船舶が入れなくなり、更新をした韓国や中国で規模を小さくした船に一度荷を積み替えて日本に入れている事案が多くなっていると聞きます。

ネットなどの通販業の伸びで陸運は伸びていますが、その需要に対して道路が不足し、長距離ドライバーを疲弊させています。
担い手も不足していく傾向にあるようです。

民業のすべては、それら建設されたインフラストラクチャーを活用することではじめて成立しています。
建築も、建設された道路や鉄道を中心に街が形成されてやっとその土地でされるものです。

それらの重要性を日本人は「忘れていた」のです。

思い出しましょう。

例の感染症と例の戦争を皮切りに、「思い出して」いる日本人は徐々に増えてきています。

「驛の食卓」は活況でした。

「遅い」業界の建築業界にその波が訪れるのはまだ先かも知れません。
なんとか踏ん張って、しがみついていきたいですね。

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株式会社高木

横浜市神奈川区平川町22-5

TEL045(481)3725 FAX045(481)3625

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