べき乗則という福音

代表の佐藤です。

べき乗則というものを知りました。

石の上にも三年という言葉があります。

また、1万時間の法則というのもありまして、1万時間も費やすとその道の専門家、エキスパートと言えるほどになるそうです。

人類の経験則なのでしょうか。
それともどちらかの言葉が先にあって計算で導き出したのでしょうか。

1日8時間ひとつの物事に費やすとします。
8時間ともなると専業です。
1万時間を8時間で割ると1250日です。
1年は365日ですから、1250÷365≒3.4年

不思議と合致しますよね。

ロングテール理論というものがありまして、マーケティングでよく言われる言葉ですが、人気商品の瞬間的な売上総額より、ニッチで販売量は少ないけど息の長い商品の方がトータルで見て売上総額が大きくなるというものなのですが、これに関係しているのが、べき乗則というもの。

例えばゴルフをはじめたとします。

自分の経験を思い返してほしいのですが、グリップの握り方も、スィングの仕方もまったくわからないところから、10時間も費やすと打ちっぱなし練習場でもボールが前に飛ぶようになり、そろそろラウンドにでも出ようかな、といったところだったのではないでしょうか。

この10時間はすごく成長した実感があるはずです。

しかし、そこでラウンドにはじめて出ると、160も叩いてヘトヘト・・・
さらに10時間ラウンドしたところで140とか、うまくいって120叩きでしょう。

1ラウンドするのに約4時間だとして2回目くらいでしょうか。

はじめの10時間で得られる達成感と11時間目からの10時間での達成感では雲泥の差になる。
同じだけの成長を体感するには+10時間では足りないのです。

100を切るようになるとゴルフもワタシチョットデキルくらいになるものと思われますが、平均して100時間ほど「真剣に」取り組むと100を切ってラウンドできるようになるそうです。

100時間というと25ラウンドくらいでしょうか。

週1ラウンドして半年、月に2回ラウンドして1年。

妥当なところに感じますよね。

100時間というと元の10時間に+90時間・・・と考えるのではなく、10の2乗、つまり10倍と考えるわけです。

※佐藤はゴルフはじめた当初年は月1ほど1年やりましたが、結構やったつもりが全然足りませんね!翌年から年に2回程度ですから全然上手になりません!

ただ、そこからパープレイ72を目指すとなると相当大変です。
何年やっても90切れない、80切れないということをよく耳にします。

が、統計的にやはり入門してから1万時間を超えたところで70台に到達するのだそうです。

100を切ってからざっと9900時間。
9900時間もの間、辛酸を嘗め続けるのです・・・!

10のべき乗の100、100のべき乗の10000。

こちらもやはり1万時間の法則と合致してしまう。

石の上にも三年、1万時間の法則、べき乗則・・・

別の理屈、方向からアプローチしても答えが合致してしまう。
とても不思議です。

たしかに1万時間を費やすというのはけっこう大変です。

ただ、逆に救いでもあります。

というのも、色々頑張っているけどなかなか成果が出なくて悩んでしまったり、「才能が無い!」と諦めてしまう事があるかも知れませんが、ちょっと計算してみたら、「あれ?結構頑張ってるつもりだったけどまだ500時間しか使ってない。あと9500時間か」なんて事になるかも知れません。

今までうまく行ってたのになんか最近調子が悪い、というときも、大きな時間軸で見たら誤差なのかも。

大器晩成という言葉もあります。

続けられる、ということそのものが才能であったり運が良いことなのかも知れません。

勝った負けた、上がった下がったでいちいち一喜一憂しない。

良い法則を知りました。

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