誰が言っているのかより何を言っているのかの方が大事

代表の佐藤です。

インボイス絶賛反対中です

なぜ政府は、いやそれで大きな損を被るはずの一般人とその購買能力の落ちた消費者が増えることで市場が縮小するはずのメーカーらが推進や賛成しているのか。

免税事業者は「預かった消費税」をポッケに入れてる、益税だ？

それは誤りということはもう確定しています。

意識高い系低血圧

狂気が狂気を生むスパイラルは止められるのか

代表の佐藤です。 先週、出版社業界団体からインボイス制度の中止を求める声明が発表されました。 インボイスの導入後に出版社が従来通り、原稿料などを「仕入額」として税控除を受けるためには、発注先のフリーランスのライターや編集者に請求書を発行してもらう必要がある。だが売上高１千万円以下の免税事業者は請求書...

事実で無いことを根拠にするのはなぜでしょう。

別ルートの推進論で、「消費税すら納税できない事業者は努力が足りないのだから淘汰するべき」論があります。
その亜種で、「中小企業を世界で稼げる中堅企業に育てる」論、というのもあります。
さらにその亜種で、「淘汰された企業に勤めていた人はその中堅企業に勤めれば良い」論もあります。

・・・控えめに言って✗✗✗✗（自主規制）ですね。

高校野球で例えるとカンタンにわかります。

高校野球の球児らは甲子園を目指して努力しています。

日本高校野球連盟加盟校は3,890校（2021年時点）あるそうです。

甲子園出場校は32校です。

3,890校 - 32校 = 3,858校

3,858校は「努力が足らない」ので廃部です。
3,858校の野球部員は、甲子園出場の32校に転校してください。
ゾンビ野球部など淘汰されてしまえば良い。
ゾンビ野球部が淘汰されることで高校野球は発展するのです。

・・・

どうですか。

成功した人は当然努力をしています。
では成功していない人は努力していないのか。努力が足らないのか。

意識高い系低血圧

エリートだなんだ言っても所詮半径３メートルしか見えてない

代表の佐藤です。 今日は本のご紹介です。 「実力も運のうち」 原題は「The Tyranny of Merit」。直訳すると「実力主義の横暴」となります。 （MeritはMeritocracyの略） ２０１０年頃ＮＨＫで放送されていた「ハーバード白熱教室」を覚えている方も多いのではないでしょうか。 ...

ゾンビだ淘汰だと言っている人を見ると、ある種の「成功者」です。

成功者ほど、成功していない者の努力不足をあげつらう傾向にあるように見えます。

もちろん成功するために、余程の努力はされてきているのでしょうけども。

つまり、成功者が言うことがなんでも正しいわけでは無いというのは、この程度のことでスッキリわかる話なのです。

数学の「集合と論理」、必要条件・十分条件です。
義務教育中学校レベルの論理学です。

高校野球が発展するために必要なのはなんでしょう。
野球球児が増えること、野球人口の裾野が広がることです。

ゾンビを滅ぼしても発展はありません。

むしろ、なぜゾンビ化しているのか。
そちらの方がよほど重要。

ゼロ年代以降のゾンビ映画で定番なのは、何かしらの疫病が政府の陰謀でバラまかれてゾンビ化するのです。
ゾンビ化しているのは一般の罪ない人々です。
※90年代までは呪いとかブラックマジックとか牧歌的でした・・・

誰が言っているのかに依存するのは全体主義への道です。

成功者、大手マスコミ、カリスマの言っていることは本当に正しいのか。

気づかぬうちにハマりこんでしまう優生思想に気をつけて。

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