みなさま、こんにちは。北川です。
暑くて溶けそうです、屋根の上ではまず靴の裏が焦げそうです。
昨年は汗が出過ぎるあまり尿意を感じなくなる日もありましたが、休憩をきちんととると倒れることもありませんでした。くれぐれもご安全にまいりましょう。
寿木けい(すずきけい)さんという随筆家/料理研究家がいます。元編集者の40代女性、二児のお母さんです。ちなみに筆名です。
11万人ものフォロワーがいるツイッターアカウント主で(上記画像はアイコン)、140字レシピと日々の暮らし雑感を日々アップされるのですが、もともと雑誌編集者だけに写真がとても上手く、文章も巧みで山椒のようにぴりっと背筋がのびるような小気味よさ。潔い生き方そのものをみるかのようです。この数年とても気になっています。
昔の雑誌LEE専属モデル・雅姫さんのような30-40代主婦がコアな支持層だとおもうのですが、(子どものいる)ライフスタイル提示は共通項であっても、文章と写真、巧みな料理への憧憬、共感はちょっと異なるかと思います。なにしろご自身で集められた瀬戸物の趣味の良さに瞠目します。
雅姫さんはファッションと雑貨、インテリアを自身の店舗でも販売しておりあくまで著名ファッションモデルを立脚とするビジネス展開でしたが、寿木さんの場合、まったく無名からの自己発信でセンスの好さを認められオファーがきては料理本を徐々に出版していった荒野を切り拓く逞しさがあります。おたがい好きで得意なことを昇華していったのはおなじでしょうが、雅姫さんがモデル事務所のバックアップと集英社によるPRがいくらでもできたのと比して、まったくアノニマスないち編集者がツイッターをこうまでミサイル一万発なみの強力なアームズとして有名になったのはひとえに好きこそものの努力しかありえません。
そのきりっとした男前の文章は向田邦子さんばりに切れ味が似てると感じるのです。暮しの手帖的な質実剛健さ。家族をいつくしみ、自分が毎日作った食事、食べたいもの、すきな料理を披露して、酒悦を日々極楽といわんばかりのさわやかな読了感は近年まれにみる文才とおもいます。直木賞に選出されてもまったくおどろきません。私小説のオファーもじきに届くはず。専業作家になったのがこの数年とおもえない活躍ぶりです。
育児もしながらこれだけエネルギーを多方面に発揮するさまは、世のワーママたちにさぞかし勇気と共感をあたえているのかとおもいます。
寿木さんは職業柄の読書家であり、今年地方移住した某所の住まいでも巨大な書庫をどうするか散々建築家と試行錯誤されていたようです。元々出版社勤務ならではのエピソード
ちなみにリノベ中のご自宅は紹介者限定の民宿を兼ねるそうで、彼女作のご馳走と器を堪能できる僥倖にはやく預りたいものよ、とおもっています。お宿での四季折々料理酒肴のテストメニューが今秋書籍として刊行されるそうで、リハーサルをながめるのをたのしみにしています。向田邦子さんも青山で料理のおいしい居酒屋を経営されていましたが、まさにそんな印象がします。
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