政治は無関心ではいられるが無関係ではいられない

代表の佐藤です

佐藤さんはなぜ”本当のこと”をよく知ってるんですか
たまに聞かれます

え?本当のこと?なんのことでしょう?
と聞くと、
政治や世界情勢の数年単位の大きな流れでみたときに、言ってたこと(主に、いや全て悪くなる方向)が実際にそうなっていくからです、とのこと

自分が普段言ってる事というのはなんということはなく、ただ水というのは低い方に流れるんですよ、というだけのこと

つまり低い方向(悪い方向)に流れることは類推して予見できる
逆に、こうしたら良いのに、とか選挙の結果とか、そういうものは全くカスりもしません(なので商売も当たりません笑)
予言者でも預言者でもありませんから

当ブログで政治・経済について書いていますが、その根本は哲学、祭祀、そして歴史に基づいています

誰が言ったか、政治は無関心ではいられるが無関係ではいられない、という言葉があります

政治とは、まつりごと(政)を治める、と書きます
まつりごととは祭り事であり、奉り事です

祭りは皆が参加することで成立します
祭りを納めることが神事であって、それが奉納となります

そうやって紐解いていくと、奉納という言葉がそのまま政治となっていることがわかります

神代の天皇の政とはまさに神事であり、経済とは経世済民(世を經さめ、民を濟ふ)です
宗教は哲学とは分離できませんし、哲学の無い政治はただ強者がマウントをとるだけの”猿山のボスを選ぶ”だけのことに落ちぶれます

政教分離とは、政治に宗教心を持ち込んではならないという事ではありません
政治が一宗教を他者に強制してはいけない、という事です
言葉は正しく理解しなければなりません

人が人であるためには哲学が必要不可欠なのであり、その根源に”神”が存在するのです
”神”は人によって様々なバリエーションが存在します
宗教と哲学とは因果関係ではなく、互いに入れ子構造となっているのです

これら”前提条件”をつぶさに話すことが、多岐に渡って度々難解な言葉や解説が無ければ正しく伝えられないため、非常に難しく、なにか”入門”的な解説書が無いかな、と探していたところ、読みやすいちょうど良い本が出版されたので紹介したいなと思いました

それがトップ画像の

及川氏は、K福のK学系の人だったりして、ちょっと受け入れがたい人もいるかと思いますが、むしろ宗教人であるが故に、哲学の必要性を知っています

エルドリッヂ氏は、在沖縄米軍海兵隊の制服組、元政務外交部次長です
愛国者故に自国の哲学の消失、米国国是であるところの「民主主義」の劣化は許しがたいでしょう

言論と人格を同一にしてしまうというのは某掲示板やSNS程度の知性の劣化です
言論は”信じる”必要はなく、一度受け入れて消化してからはじめて考察できるものです

政治は関係ない、すべては自己責任だという人がいます
それは全く物事を理解しておらず、単なる無関心なのであり無責任な発言です
政治は無関心ではいられるが無関係ではいられないのですから、自己責任であるというならば主権者として政を治めなければならないのです

単に選挙に参加する、選挙に投票する
これは政治参加ではありません
先に書いたように、哲学の無い政治はただ強者がマウントをとるだけの、猿山のボスを選ぶだけのことです
それは政治ではなくて政争です
字でわかりますね
政を治めるのではなく、争い事にしてるのです
賭け事にしておもちゃにして遊んでるんです

政に参加するということは政のことをよく話すということです
誰が勝つとか負けるとか既存の枠組みの中の勢力争い、政争のことを話すのではありません
既存の枠組みを超越した哲らかなること、政を治めることを話すのです

政治のことはわからない?
当たり前です
哲学がなく、信仰心がないからです

祭りに参加するために、ぜひ一読を
1時間くらいでサクっと読めますよ

追記
自分にとって”祈り”とは神棚や仏壇、十字架などに手を合わせることではありません
つまり一般的に宗教といわれる姿とは違っています
日本人であること、いや真に日本人となることを目指すこと、それがつまり保守であり、哲人へ至る道です

チャーチルは民主主義は最悪の政治形態であるといいました
民主主義はいとも簡単に衆愚政治と堕ちます
アテナイのデモクラティア(デモクラシー語源)は市民という特権階級による民主政で衆愚政治となりました
それは”市民”が命を賭すだけの哲学を持つものだけが得られる階級から兵役免除を金で買える商品に落ちぶれたからです

プラトンの提唱した哲人政治は、一人の哲人とされる統治者による独裁とされています
しかし本来の哲人政治とは民衆一人ひとりが哲人となった上での民主主義こそが哲人政治です

単にその国に住まうだけの平民・国民ではなく、本当の意味の市民(日本風に言えば臣民)を目指すのです

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