みなさま、こんにちは。北川です。
あすカタールでは、アルゼンチンが好調オランダと相まみえますが、どちらも優勝経験あるだけに一歩も譲らぬ試合を展開することとおもいます。武運長久祈ります、、延長までに片が付きますように。好調アルバレスなのか、(引退した)イグアインと揶揄されるラウタロをスタメンにするのか、堅守オランダを早めにこじあけられることを祈っています。
先日、年上の知人Nさんと世間の流行り・廃りについてあれこれ会話しました。
●デファクトとなった新機軸 ⇔ ▲上昇維持できなかった仇花
予想通り、ないし予想外であった理由について二人でいくつか考えてみました。たとえば、メルカリがなぜこんなに大成功したのかなど。
本日は雑談中の個人的興味、それぞれ浮沈の理由について以下3点にしぼり整理してみます。
なぜ流行るのか理由が不明なことについては、予想外だったという意味です。生活上のあたらしい提案に関するものが多かったのは、QOLを上げたいと自身無意識におもっているせいかなとおもいます。
A スターバックスの隆盛●
B 政党・維新とかれらによる府政(行政予算の再構築)●
C ライザップ多角化と失墜▲
Nさんは敏腕ウェブディレクターなのですが、クライアント社長に請われコンサルもなさる、タイガース命の東大阪人です。
じつは広告やサイト構築はクライアントワークが多いという共通項があり、またPJ予算が100万円超くらいから、クライアントのプロマネやら決裁権者が増えてきてコンセンサスを得るのに時間と労力を要することがいづれも多いといえます。労力のなかには、議論の結果形成したコンセンサスを、いとも簡単に上席の人間が恣意的に振り出しに戻してしまう手戻りも含みます。法人相手の無形商材あるあるといえます。
そんな数々の鉄火場を潜り抜けてきた Nさんからみて、上記A-Cはこの10年でインパクトあったなー、といわれ最早忘れていたわたしも再評価を試みる機会となりました。
A スタバがなぜ流行り続けるのか
スタバが日本の都市部でデファクトになって久しいですが、わたしはあまり外食を好まないせいか休日でもフラペチーノを並んでまで飲みたいとおもいません。但し一日のしあわせを約束すると信じて疑わぬ20代女性客を否定する気もありません。わたしがスタバのターゲットから外れているだけです。
ですが。わたしも34歳のある日まで毎朝ショートラテをオフィス近くで買っていた時代がありました。なぜそれが終わりを告げたかというと、ある日いつもの同じ店で買ったショートラテがぬるくてしかも不味かった。バリスタは日々同じだったきもするのですが、、、なぜこんな缶コーヒーに劣る飲料へ350円も払うのかあほらしくなり、その日以来スタバでエスプレッソから作る飲料を買ったことがありません。16年間もです。
食べ物の恨みは恐ろしいと昔よくいったものです。Nさん曰く、いったいドトールのなにが不満なんや、コーヒーひとつでライフスタイルもへちまもあらへんで。おなじく消費財マーケティングに疎いわたしも似たようなものです。サザビーの角田社長(日本現法として最初の出資者)先見の明はたしかであったといえますが。
ブランドに対して個人的な失望が発生すると、一気にロイヤリティがなくなるのを身をもって証明したのに我ながらおどろきました。
けして裕福でなかろう子女も毎日スタバに長居するのは不思議なのですが、若者とはそういうものなのかと勉強になります。一瞬のタピオカブームは過ぎ去りましたが、一過性ではなかった「シアトルコーヒー」ブームがなぜ日本で根付いたのかは既存喫茶店からのシフトチェンジだけでないきもします。
たまさか毎日コーヒーを飲む習慣がわたしにないせいか、たまに行く鎌倉のカフェ・ディモンシュのような、オーナーこだわりの空間・豆のほうが極私的価値は高い。20~30代男女の消費文化で不可欠なようにみえるスタバは、ほんとうに魔訶不思議な飲食店だなあと感じ続けております。
B  「日本維新の会」がなぜ躍進したのか
橋下徹さんがかつて府知事になって以来府議会でも自民を凌ぐ躍進をとげ、大阪府民に大層人気を博しています。高校無償化がとくに支持を厚くしたそうですが、どうやら有権者の多くは文楽など関心ない分野の予算カットがお気に召すようで、その昔の民主党政権ばり既存予算の再配分が人気取りになったようです。
しかも橋下知事時代は陳情や予算稟議に際し、ベタな府民になりきって理由をのべ可否をその場で宣うそうでした。ワイが代弁したると言う訳です。
こればかりは大阪在住でないためピンとこないのですが身も蓋もない話法が府民にはうけたようで、シャイな都民にはどうやら通じないみたいですね。首都圏選挙では軒並み苦戦中のようです。
C  ライザップ式M&A
ライザップというダイエット用パーソナルジムがかつて一世風靡しました。これはNさんにいわれるまで存在を忘れてました。
すい星のように現れたブラック企業と揶揄されましたが、スタートアップ社長たちはこぞって通っていたのを知っています。Nさんが着目したのは、瀬戸オーナーが2019年役員招聘したプロ経営者Mさんが無数の赤字子会社を立て直すはずと投資家たちに期待をもたせたことです。半年で夢想と蟻地獄が判明し退任するのですが。
ライザップ単体での拡大に人材がおいつかないため、ライザップと健食販売を元手として精査もそこそこに売りにでた企業群を買収・同グループ化したのはかつてのライブドア的錬金術のようでした。夢見て買ったはいいが売り先はみつからぬ、ソフバンと天と地の差をみせつけたわけです。
当時はライザップ一縷の成功が、世の中と投資家に「お金を払い、健康な体型を入手する」ことが当たり前だと錯覚を生むくらいに業績大躍進したのだからなんとも不思議です。広告のマジックだけではないはずですから。
本日なにをお伝えしたかったかといいますと、約10年でなにが起きたか、なぜ流行ったかをふと再考すると、世の中の生活者行動の変容が(主にどんな理由、影響が考えられるのか)整理でき、廃りのアカンところを二の轍踏むまいと気付かされます。当然やってみてわかることも多い。
それと自分がいかに天邪鬼かと思い知ります。流行りものにあまり乗っからない。投資用マンションを売る友人へ物件についてあれこれ質問を続けていると「そもそも素直なひとしか買いませんよ」と呆れて答えて貰えない始末なのです。
以上、信じる者は救われる。でした。
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