こんにちは、山口です。
今日からベイスターズは広島カープと戦い、これで今シーズンセ・リーグの全球団とは一通りあたりました。
開幕戦からの連敗からは想像もつかないほど好調なベイスターズ、対するカープも開幕戦は微妙でしたが、現在巻き返し勢いに乗ってきているので今日からの３連戦も気が抜けません。
今のところ、ベイスターズは安定した投手陣のおかげで、数試合以外は大崩せずに勝っても負けても良い試合をしています。
特に今年は、酷使される中継ぎ陣も昨年と違い層が厚く、ピンチや大事な場面も任せられる三嶋選手や伊勢せ、若手で勢いのある入江選手、助っ人外国人のエスコバー選手と今年から加入したヴァンデルケン選手。
簡単には打ち崩せないメンバーが揃っていることは、他球団からしたら早めに点を取らないといけなくなるので非常に厄介でしょう。
そして、以前のブログでも少し触れましたが、昨年から指定難病の『胸椎黄色靭帯骨化症』から三嶋選手が復帰は大きいでしょう。
投手陣には戦力以外にもブルペンのリーダーとして、リハビリで気持ちが沈んでいる選手への影響は、物凄くプラスに働くと思います。
過去にもプロ野球選手では元ジャイアンツの越智せや元ソフトバンクの大隣選手、星野仙一さん等もこの病気になり復帰しても活躍出来ず引退となってしまっていました。
ところが医療の進歩は素晴らしく、従来の手術とは違い傷口が小さい内視鏡による最新術式によって選手生命に希望の光がさしました。
この病気は人により症状が様々なようですが、過去になった人は症状が全くなくなり手術後に長年活躍した選手はいませんでした。
現役時代から共に戦い、師と仰ぐ三浦監督から「おまえが“第１号”になれ」からのゲキやリハビリの結果、また１軍のマウンドに帰ってきました。
先日の試合では、同じ病気になり治療中の福選手がいるドラゴンズ戦で、試合後のサインボールに
「福選手もきっと大丈夫」とメッセージを書いたボールを中日ファンに投げ入れたことも話題になりました。
プレー以外でも心に余裕を持ち、周りに気遣える選手が在籍していることはチームの誇りです。
今年で33歳になる三嶋選手は、だいぶ少なくなってきた同い年の活躍している選手です。
野球選手でいえば33歳はベテランと呼ばれる年代になってきますが、まだまだバリバリ投げれるはずです。
最近はなかなか受賞する選手がいませんでしたが、是非三嶋選手にら怪我や病気・長期の不調から復活した選手に授与される、カムバック賞を取るほどの活躍をしてほしいですね。
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