代表の佐藤です。
先日、近い業界にも関わらず交流の乏しい間柄の方たちと会合・会食に出席しました。
お互いに受けている印象と実態に大きな乖離があり、「逆にそうですか!」「意外!」の連続でした。
こんな有意義な会があるのか、と思うほど良い会でした。
小さな一歩ですが、今後大きな変革につながっていくかも知れません。
さて、話はかわりますが
物事の一面から見てしまうと、ある一定のところまではうまく噛み合って進んで行くのですが、どこかの時点で手詰まり感を覚える事があります。
例えば、自動車で例えます。
佐藤は自動車レースを趣味でやっているものですから、結構そういった場面というのに出くわします。
ハンドルを切っても曲がりにくいと感じるとします。
アンダーステアという現象です。
で、ハンドルを切ってるのですから、前側のタイヤのグリップを増せば良いだろうと前を一生懸命セッティングするんですね。
ある一定のところまではそれでタイムアップして行くので、どんどんそれを推し進めていくわけですが、またアンダーステアが出て来るんです。
おかしいな、おかしいな、と前タイヤをどんどんイジっていくとどんどん乗りにくくなって、特定の操作で特定の位置を走らないと危なくて乗れない車になっていきます。
このとき、実はアンダーステアを起こしていたのは、リアタイヤのグリップが不足していて、そのリアタイヤに慣性や遠心力を預けられないためにハンドルを切るタイミングがおかしくなり、車が曲がろうとしていないのにハンドルを切っているからアンダーステアが発生していたのでした。
つまり、弄くるべきだったのはフロントタイヤでは無くリアタイヤだったのです。
そしてリアタイヤを弄ると運転の仕方も変わってきます。
運転の仕方が変わってくると、またフロントタイヤの仕事も変わってきます。
、なーんていうことはザラに発生するのです。
なにか物事が起きている現場そのものの真逆側に原因があったり、さらにその原因を引き起こしている環境があったり。
その環境が変わるとまた物事の姿そのものが変化して、また別の問題が発生したり。
言い争いがあると、「お互いに言い分がある」と言って、お互いに譲歩させて折衷させる仲裁の仕方をしがちです。
しかし、トップ画像のように、片一方が四角と主張していて、もう一方が丸だと主張しているとき、じゃあ折衷だといって8角形?いやいや16角形いやもっと32角形いやいやもっともっと64角形・・・・角を無数に作った丸に近い図形を作ったとして、それでお互いに納得できるのか。
延々と互いに、「これは四角では無い」、「これは丸では無い」とシコリを残し続けそうです。
自分の都合から言い争う当事者二者間には答えは無いのではないか。
「都合」という影ではなく、実体から話をしなければ本当の折衷案は出て来ないのでは。
ちょっと惑わされすぎてる、または一方に寄り過ぎてる気がしますね。
アレとかアレとか、色々と。
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