みなさま、こんにちは。北川です。
先週末プーチンがモスクワから逃避したのには心底おどろきました。
ワグナー社の実力たるやいかに。とおもったら、茶番なんだか拍子抜けでした。
先日、江東区に住む30年来のつきあいになるTさんと、インドのお土産をくださるとのこと門仲で宴会をしました。インドでは「カレーしか」食べなかったそうで、わたしもカレー好きとして人後に落ちないつもりでしたが、そこまでカレーを愛する人が身近にいるとは知りませんでした。
ちなみにインドのマジョリティであるヒンズー教徒は飲酒しませんので、ホテルのバーしかキングフィッシャー(ビール)はないそうです。専ら輸出用なんですね。
われらの東京カレー番付1位はダバインディア、2位儉暮帰、3位MOTIで相違なし。気が合います。
Tさんはわたしの一つ年上でお姉さんが某タレント、兄貴が日銀勤務というハイエンドなご家族に育った元帰国子女です。お父さんは元バンカーなのですが、ご自宅へ学生時代に夜中伺った際自慢のスピーカー(☜オーディオマニア)の講釈をこたつで聞いて以来、わたしの父以上の数奇者として尊敬しています。あんなに面白い人はおりません。Tさんも否定しません。
そういうTさんも血は争えず、かなりおもしろい。
なおTさんは離婚調停で煮え湯をのまされ中。成人した息子さんの親権は奥様に謹呈したものの、財産分与で紛糾しております。過日は奥様に関する不満を不肖弊方が聞いて差し上げました。毎度毎度のことですが依頼弁護士との相性、専門領域の見極めがかなりの肝ですね、、
といいますか。
調停初回でまさかの、奥様側弁護士から「離婚の意志なし」という引き伸ばし戦術が繰り出され、泥沼長期化の様相を呈しています。
公訴で自由を勝ち取るオプションも考慮せねばなりません。
但し裁判というのが調停以上に年数掛かる代物でどちらも悩みどころです。
現在の弁護士専任までのいきさつを知っている当方としては、法律学科の学位を一応持つ身として、「専門領域」が違うと臨床をしない専門医を呼ぶのとかわりない。そう申し上げるしかありません。不貞事由が今回はありませんのでかなりテクニカルな立証が要求されます。
調停と提訴(公訴)の違いをここで整理しますと。
調停とは家庭裁判所で民事事案の双方すりあわせを行う司法制度。争うのではなく第三者調停委員を交えた協議。
提訴は民事訴訟の各位権利を争う、すなわち証拠を揃え相手方(今回だと被告となる現在の妻)の主張する権利行使の制限を公に求める制度です。
前者は調停審議でもって利害の調整を互いにはかるのですが、公訴はどちらかの勝敗を裁判官にゆだねることとなります。極論すると、未知の裁判官の胸先三寸で勝敗が決まる。野球のアンパイヤを試合当日はいったい誰がやるのか?みたいな。
友人の弁護士は「裁判はキライ」と公言します。すなわち、裁判官次第で勝敗結果は(とどのつまり)読み切れない点が納得いかないので、予防法務なる裁判になる手前の調整に独占業務として関わるほうが、企業法務においては利害関係者のデメリットがすくない。そういえるそうです。これは友人だけでなく法曹業界の潮流だそう。裁判官が須らく気に入らないわけではありませんので。
とまれ尊敬するTさんの安寧を願うばかりです。
そんな濃密な宴会のあくる日。家族が運良く外出したのでモニター専有し観たかった映画三昧をしました。
『ショックドゥフューチャー』2019年製作
こちらアマゾンプライムで無料公開中のフランス映画。80年代初頭パリでテクノのアナログ機材に夢中になる女子たちが懸命に曲をつくり、自宅レコーディングに精を出す青春映画です。男性優位の業界の描写はたしかに昔風
映画監督はまだわかく、シンセ機材扱いの理解演出はご愛嬌。作曲の技術までは流石に描かれませんが、駆け出し作曲家の心理描写がみものです。
世に出たばかりのリズムボックスに目を丸くする姿は、じつにリアルに再現されています。これは50代知人や石野卓球さんもまったくおなじ感動を思い出したと述べていました。
そのあとの音色つくり、同期は現実とやや違うリアルと離れた演出にみなコケましたが。
この映画の肝は、なかなかない宅録の作業逡巡のリアルな描写。仲間や業界人との交流で自信と無力さを行ったり来たりするところで、音楽好きの若者らしさが存分に詰まっています。作曲、創作のビギナーらしさが本当にリアルで、無料視聴のいまだからこそ、ご鑑賞をおすすめします。
私の大好きな伊丹映画は円盤を買うしか見る手段はないため、つづいてゴッドファーザーPart1を39回目再視聴しました。アマプラ様ありがとうございます。Blu-rayも家にあるのですが
何度見てもすべてが素晴らしいアートなのですが、オーラスの静かにドアが閉まるのとダイアンキートンの不信表情を交互に映す演出には感銘しかありません。言葉をなくし溜息をつきながら静かに堪能しました。
映画でも、じっさいの人生にもいろんなことが起きます。
自分の人生を努めてよくしなければ。
毎毎拙文ご精読をありがとうございます。
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