みなさま、こんにちは。北川です。

 

日暮れも早まりましたね 19時には真っ暗です。
昼間も秋本番をねがいたいところです。まだまだ暑い。。
昨日、8月末日に日本学生選手権(年一回開催のインカレ)が4日間のスケジュールを終えました。
わたしの母校から今年は個人・リレーとも出場者はおりませんでしたが、知人がコーチを務める立大はリレー3種目エントリーを果たし、個人でもBファイナルに何人も残す活躍ぶり。梶谷さん福田さんお疲れさまでした。最終日、日大の男子優勝(二位の明大を90点引き離す大勝)天皇杯獲得に林真理子さんも祝電を打ったとか打たないとか。
さて、今回決勝レースをABEMAが放映権獲得し毎日OAしていましたが(予選レースは日水連チャンネルのユーチューブ中継)ABEMAの展望、大学競泳の勢力図サマリ、今大会の白眉について以下簡単にレビューいたします。
今回のコンサーンは3点あります。
A ABEMA スポーツコンテンツに次々染手する
B 慶應 20年ぶりにシード権出場し来年も権利獲得
C シードのしくみ、強豪大の勢力構図
A
ABEMA(CA最大の子会社)が昨年コパ・アメリカ放映権の買付けをおこない、FIFAと初取引したことは以前にも本稿で書きました。単年黒字まで10年要するといわれる壮大な社会実験は6月の格闘技PPVでひとつの成功を収めました。3時間の番組で25億円売り上げたそうです。50万人の課金者がいたそうですがプロモーションと経費に10億つかってなお50%以上粗利という上出来PJを、近所にすむNくんがやってのけたのには魂消ました。
そんな華々しい仕掛けと、アマチュアスポーツのインカレ中継はまったく別の次元といえます。これからは関東大学アイスホッケーリーグやKHLのプレーオフなどアイスホッケーの番組を買いなさいと7月以降けしかけています。マイナースポーツも丹念に拾い上げ分厚いファン層ができるまで、湯水のごとく資金を注ぎ込んでほしい。NHLスタンレーカップファイナルなら課金1億くらいはいくはず、国内だけで。Nくんがさらに出世してFCゼルビア社長になる日を心待ちにしています。
B
毎年関東学生(インカレ予選)に全員出場してはインカレにチーム出場を果たしていた地元神奈川の慶応義塾大(水泳部寮とプールは日吉)が昨年選手層の厚みを増し、ようやくシード権を奪取しました。7月の予選免除です。そして今年も7位のこりで(滑り込みNSSUとわずか7点差)2023年もシード校となりました。早稲田も過去シード落ちしたことがありましたが、シード常連校でも新人スカウト結果次第で毎年戦力が様変わりするのもインカレ占いのつねです。
昨日最終日の200平泳ぎで、主将深沢選手、3年佐藤選手(日本記録保持者)の慶應1・2フィニッシュがきれいに決まり、800リレー予選落ちの失点をカバーして7位残りシード確保と有終の美は1902年創部の伝統校らしいガッツを感じました。
C
シードは男女各8校が毎年4日間の大会決勝で個人・リレーの各レースごと順位による加点結果できまります。

 

 

 

 

得点結果9位以下の各校は、翌年地区予選大会までの公式計時大会でインカレ標準記録を個人・リレーで切っていないと出場権が得られません。慶應は毎年ピークを2回つくるスケジュールで苦労していたわけですが、来年はシード落ちした東洋がその苦労を背負うことになります。

 

この10年くらい、指導者の遷移により以前はシード入り皆無の東洋・山梨学院・神大がちらほらシード入りするようになりました。すなわち学校法人が箱根駅伝とおなじく、梃入れ予算をつけ日本代表選手のスカウト入部などにより戦力を段違いにアップさせたといえます。少子化による一般受験者減少に歯止めを利かすためのブランド戦略

もともと日本代表選手の多い伝統校は1980年代から今回シード獲得校とほぼ変わりないのですが、高校生でインターハイ優勝など有名選手はAO入試で早慶をもっぱら希望するようです。日大の付属校選手をのぞくと。どうやら選手の保護者が選手引退後の生活を案じる場合、2校に集中してしまうようです。

 

ちなみに4位の近大(大阪)、6位中京(愛知)だけが在京ではないのですが、いづれも著名な指導者が代々おりまして関東の高校生でもスカウトを受け入部する選手もいるくらい強化実績があります。近大=イトマンSS玉出校とプールを兼用しており、付属中でスカウトしてそのまま大学まで育成するシステムが有名です。

 

 

以上、大学生の競泳選手がオリンピック以上に必死でピークを迎える大会、インカレ本年大会についての所感でした。毎々拙文ご精読をありがとうございます。

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