みなさま、こんにちは。北川です。
以前に本稿で、記憶が財産  or 刹那上書き 両者の違いについて記しました。わたしの日常は前者で、めまぐるしく上書きされていく女性たちにやや驚かされるとも書きました。会話の日々イシュー推移のはやさ、感情や考えの詳説がなくひたすらあらゆるねたを消費してはあたらしい情報で埋められていく。
彼女たちの深層心理や記憶力のバッファについて、いつも「よくわからない」違和感を感じるので今回すこし掘り下げてかんがえてみることにします。無論、彼女たちもわたしの認識に違和感を感じるであろうわけですね(逆もまた真)
自宅近所の飲食店で、保育園の先生たちによく会います。まあまあ親しい3人の女性は20代前半でみな子ども、赤ちゃんすきな共通項があります。これは女性のみ若年層の一部に特有の傾向で、先生たちはこぞってはやく結婚して育児をしたいといいます。仕事でその練習をしてるような。お預かりした子どもたちにつき誠心誠意面倒みてくださることを、わたしも息子が5年間おせわになった園の先生がたと接していて心底理解できました。親からすればひたすら感謝しかなく、こんな尊い職業がなぜ薄給なのかと気の毒でしかたない。
そんな子どもたちに好かれ親たちに信用される明るい高貴な3名によく会うのですが、なかなか結婚したい、できそうな相手がみつからん!との嘆きをお聞きします。ただやはり、一歩引いてよーく考えてみますと保育園の先生とは極端に子どもとの生活、ふれあいにシフトした、成人男性と会話する時間がとても短い職業なのです。早く言うと出逢いが極端に少ない。
すなわち一般的な社会人とは関心の矛先、知識や感覚がやや異なるのは仕方ありません。それと子ども相手のいわゆる現場仕事では、長期スパンの課題解決はすくなく日々のルーティンと小さな紛争処理で毎日がおわります。あらゆる教員とはつねに目まぐるしい日常ですが、保育園はまさにカオス。しかも自分の子どもでない子たちを時間かけてしつけなくてはなりません。彼女たちが苦難をわすれる技術とは、毎日朝起きて生まれ変わるがごとく脳内をあらたにすべしであろうかと。
それはそれは記憶の蓄積などむつかしいことは想像に難くありません。メモリーのバッファがすくないどころか、全身全霊で子どもとむきあって毎日終わらすことしかできませんね。なかなか男性でそんな日常を深く理解しうる共感に至る人もまあいないであろうことになります。子を預けている親だけですね汗
職業上のストレスをためずに毎日をあかるく過ごすには、ひとつひとつ目の前のことにあえて向き合い過ぎない。自分の機嫌を自分でとる、あえていうなら自分中心の意識が大事といえる。そう実践しているようです。
それと彼女たちと話していて気づくのは仕事以外で過去に重要と認識、愛着があった人、もの、場所、店に執着や未練がたいてい綺麗さっぱりないことです。上書きされた最新の記憶が最重要で上書きまえの事象について感情を思い残すことがない。いまを生きている自分自身が常に軸の中心で過去の残滓は皆無、その代わりなのか先々へのマイルストーンもあまり想像湧かないようです。これは職業がらおよそ仕方ありません。
現在地点は過去の延長である要素が多分にあると感じている私からすると、過去の記憶が普段の意識から割と簡単にディリートできるのは才能のようにおもえます。
これはある40代知人も以前にしたシリアスな雑談での発言をきれいに忘れてることがおおく、対話で他者の考えや言質をわりに記憶してる私からするとやや驚きではあります。
とまれ、世の女性たちは過去起きたことにこだわらず、いまと近い未来に意識を集中する。前述の若い先生たちだけでなく自分の妻をみていてもよくわかります。
毎日の生活と未来の予定にふと考えを巡らすとき、気分で多少なり判断基準がかわるのか。もしくは過去記憶にもとづいてつづく基準に最近の外部要因も加味して考えるのか。ジェンダーおよび年齢により随分違いがあるなあと感心する今日このごろです。他者のそれと同様、自分の発言はすぐ忘れられてしまうことにも気づいた次第。言葉は言魂ではなくなってきた。
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