みなさま、こんにちは。北川です。
めっきり涼しくなり過ごしやすいですね、、
季節の変わり目、体調管理には注意しましょう。
今月から政府施策の全国旅行支援として40%オフで旅ができるとのこと。鉄道ファンの息子と妻は大井川鐵道に乗車するため静岡へ来月いくそうです。私は留守番担当。後方支援
はるか昔、おなじく大井川鐡道が運行するSLトーマス号に乗りに行ったのですが、今回は日本唯一のアプト式山岳鉄道である井川線に乗るんだとか。
アプト式(山岳)機関車とはそのむかしスイスのアプトさんが考案したそうで、機関車の車軸と軌道へ付設した歯車同士を噛み合わせることにより、重たい列車が急勾配を上り下りできるようにしたものです。くわしくはググってみてください。
そもそもアプトの軌道敷設、車両製作には巨額費用がかかるためダム建設での資材運搬が主目的だったそうですが、大井川鐵道がダム竣工後に中部電力から軌道を譲り受け、現在は観光列車として運行しています。1日往復4便のダイヤですので、気になった方はお早目の予約をおすすめします。
アプト式機関車は息子が保育園のころの絵本でなんども読んだ記憶があるのですが、現在は日本で唯一とは知りませんでした。スイッチバックと呼ばれる軌道転換の機関車を入れ替える連結作業はレールファン垂涎らしく、息子も楽しみにしているようです。どうか悪天候の運休にあいませんように。
御承知の通りJR各社では不採算路線を徐々に廃線にしていくしかないわけですが、私鉄でかつ観光資源がある軌道はこのように長期目線の投資によって生きながらえています。生活路線と観光路線の違いとはいえ、運輸インフラの継続とは東海道新幹線のような大動脈でもない限り得てしてしんどいものです。
さらにもう一つ、井川線には驚くべき日本唯一の代物があります。
それは「湖上」に駅があることで、その絶景は観光名所として国外でも有名だとか。スイスやメキシコなどにも山岳鉄道はありますが、地形を利用したまるで湖の真ん中にあるかのような珍しい駅は世界広しといえどそうはありません。このような難工事を完成させ安全運行を続けるには、エンジニアと軌道メンテの弛まぬ努力しか考えられず、ただただ畏敬の念しかありません。
そもそもこの駅や軌道を計画する時点で、日本土木業界の英知のようにおもいます。ダム建設もそうですが。
奥大井湖上駅(画像中央)と接岨湖の絶景☟
旅に出るとは、このような下調べにより普段体験できない類の期待を醸成するのが一番の楽しみですね。道中予期せぬ驚きも時にあったり、家族で目的を定めてくつろぎの旅行にいくのもあと数年で終わりかとおもっていますが、このようにみんなのテンションにあわせ旅の楽しみを分かち合うのも家族の務めと考えています。留守番の身であろうとPKOのために。
以上、乗り鉄の御供は結構しんどいの巻でした。
毎々拙文ご精読をありがとうございます。
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