みなさま、こんにちは。北川です。
小6の倅が耄碌するいきおいでテレビを見続けています。ゲームも同じいきおいで遊んでばかりです。
よく閑で無趣味なおじいさんが一日中テレビに張り付いてるのを実際に見かけるのですが(金がないので外出を嫌う)それくらい熱心にクイズ番組やニュースバラエティの録画とアニメ、金曜ロードショーなど見続けます。夏休みのせいもあり究極の閑人です。やること/宿題は山ほどあるのですが...
必要最小限の呼びかけすら、テレビに夢中で聞こえていません。あほそのもので、どうしたものか実に悩ましい。家内も毎日カンカンにおこっています。それでも治らない病の重篤さに、天■、乃至は上■が危篤になり、また全局番組OA自粛してくれんだろうか、、など夢想する始末です。一か月でかまわない、たのむ。
よそ見で気をとられるようなしょうもない子どもだましの装置が忌まわしい、といいたいだけではありません。見るに堪えない番組制作の安易さ。フッテージ取材時の相も変らぬ取材先への非礼など、マスゴミとよばれる傲慢な有様に辟易します。
ABEMAのPPVに振り切る清々しさよ。スポンサーに頼らずともユーザが渇望するコンテンツを考え出すくらい、在京キー局は頭をひねってほしい。孫正義がいうように脳が千切れるくらい考えつくすべき。
TBSなど副業で決算をささえる始末、新聞もテレビもオワコンなら、なんでこんなに子どもがたやすくひっかかるのか。不思議で仕方ありません。マスコミュニケーション周辺産業は今後衰退の一途をたどるであろう予測に、そもそも大人の私は見る気など沸くわけがありません。忌々しい。
そんなにもテレビを憎み忌まわしいパネルといっている自分は、では、子どものころ果たしてどうだったのか。
記憶の限りでは、小4くらいまで歌番組を一生懸命みていた記憶があるものの、中学受験をはさみ興味を失い、中学からは夕焼けにゃんにゃんというオールナイトフジの後継番組が大流行りで、さすがにそれは友だちといつも見てました。当時テレビでみたサントリー・サスケのCFはいまだに覚えています。ライト、サンアドも絶頂期。
80年代当時、11PMなど一部の主力番組には優れた作家がつき、巨泉や藤本義一など「一流」の司会者の矜持が惜しげもなく披露されていたのです。テレビマンユニオンやイースト(巨泉も株主)のような老舗制作会社は、ほんとうにNHKばりに煌びやかな王道を局と歩んでいたのです。素人にはまねできないノウハウがいまはもう局の緊縮財政で役に立たない。
むかしのTV番組は、みんな寝食わすれ必死に働くことで完成~OAされていました。例えばドリフが出演者も休みなく働いたり、ドラマの金字塔 傷だらけの天使、太陽にほえろなどは、若者がこぞってマネするくらい熱くなる演出が、寝ずの労働によってなされていたのです。考え続ければ時間は足りなくなる、凝れば凝るほど時間はかかるのですから。広告のプレゼンテーションとおなじ。
後年のフジテレビ「ウゴウゴルーガ」珠玉のネタ群も忘れ難い。放送作家のレベルの高さ、ディレクターのクオリティ担保によって、傑作はまれに生まれるのです。映画ではなくてテレビにしかできない、いっそ仇花のような企画もあるものです。タモリ倶楽部とか。お笑いサドンデスもか。傑作とは予算の大小に拠りません。
むかし全生活をテレビマンが投げうって、必死に番組をつくっていたのは「レーティング」という悪魔の指標軸のせいもありましたが、単純に先輩から受け継がれる「矜持」がメインだったはず。なので、ユーザにおもねることなく面白かった。それがいまやインターネット上のコンテンツ、オンデマンドに凌駕され、視聴率のはなしなどスポンサーと取り扱い代理店しかしません。中予測としていきつく先はBS並みの5%程度が御の字の世界線。そこまでいくとVR、ニールセンが違う計測方法を提案してくるとはおもいますが...
そんなくだらないオワコンより、映画を毎日1本みなさい。
ある日、せがれにむかって静かに説いたのですが、またも聞いていませんでした。合掌
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